軽微の脳梗塞から数年。今年の4月末、母が意識不明のままくも膜下出血の緊急手術を行いました。
そのままであれば即死。もし手術してもほぼ寝たきりで反応はあるかないか程度。
そういった状態から約二ヶ月。
ある意味良いほうの結果となり命はつながり、目を開き視線が追うこともあったり。反応はあれど言葉はなく食事も鼻からの流動食で寝たきりの状態。
そんな中、先日、担当医の方から現時点での医療での最終的なゴールが今であると最終判断を受けました。
あとは奇跡かなにか、今以上の意識レベルの回復を祈るばかり。
そういった経緯のなか、父が他界したのも早く親戚との絡みもほぼ無いことから、そういった病状や準備などの知らないことへの不安、聞くことができない、聞く場所・相手がわからないことへの不安。病院への対応など。
勉強不足といえばそれまでだが「聞くことができない」という、力不足と情けなさも含まれた心境で学んだことも少しはありました。
ブログに記すように、「母の状態を知ってほしい」ということと誰かに伝えることで「吐き出したい」という自分自身の欲求。
そして、同世代の友人たちであればもしかしたら同じ経験をする人もいるのではということ。
自分もまだ始まったばかりでこれからもっともっと、知っとけばよかったとか初めて知ったりすることとか、たくさん出てくると思います。
そんな知見と経験をためつつ、知ることで得られる安堵感もあるし、もし、友人で今後同じような状況になることがあれば、メッセージやSNSでも良いので遠慮なく聞いてください。
また、もしこういったコトをしたほうが良いよ、こういったコトを知っておいたほうが良いということがあれば、ぜひ教えてください。
死は必ず来るしそれ自体を否定してはいません。
ただ、奇跡とかどうとかでなく、九分九厘といわれても可能性はあると思ってます。
だからこそ、そうなったときに待ち続けられる状態を作ることに少しでも不安が減るよう、友人が必要になったときになにか伝えることができれば、母も喜ぶと思います。