WordPress プラグイン Site Kit by Google のインストール方法

GoogleがWordPressのプラグインとしてSite Kitを正式にリリースしました。

Site Kit by GoogleプラグインをWordPressへインストールするとSearch ConsoleやGoogleアナリティクス、Google広告‎(AdSense)、 PageSpeed InsightsなどのレポートをWordPressの管理画面から確認できるようになります。

Site Kit by Google

インストールはWordPressのプラグインの追加からも行えますし、以下からダウンロードも可能。

WordPress プラグイン Site Kit by Google
Site Kit by Google – WordPress plugin | WordPress.org

インストール後は自身の管理しているGoogleアカウントへ認証を促されます。

WordPress プラグイン Site Kit by Google のインストール方法

WordPress プラグイン Site Kit by Google のインストール方法

初期の認証を行い、「Site Kit > Settings」のCONNECT MORE SERVICEより任意で各Googleのツールに認証を行っていきます。

WordPress プラグイン Site Kit by Google のインストール方法

すべて接続してみました。

WordPress プラグイン Site Kit by Google のインストール方法

設定が完了するとWordPress管理画面のSite Kitトップでレポート一覧が閲覧でき、WordPressのダッシュボードにも一部レポートが表示されるようになります。

WordPress プラグイン Site Kit by Google のインストール方法

便利な部分はありますがプラグインとしてはちょっと大掛かりな感じもしますし、レポートの意味合いへの理解も必要なため、クライアントのサイトへのインストールはデフォルトではちょっとどうかなと。

ただ、GoogleからのWordPressへのこういったツールの提供は嬉しいですよね。

スマホでのアクセス、8月にケータイと1.08%差に

運営・管理している中の、某サイト8月分の集計を行っていたのですが、
6月から8月にかけて、”スマホ”でのセッション数とケータイ(フィーチャーフォン)でのセッション数の差が1.08% に。

なんとなく「いよいよかぁ。」と思ったりも。
※実感遅い?

また、”数”ではたしかにといったところでしょうけど、初めて月間セッション数がOS別で、
Android がiPhone を超えました。

ちなみに、セッション全体に対しての割り合いとしてはこんな感じ。

ケータイ&スマホ割合
6月 13.31%
7月 16.28%
8月 17.43%
ケータイのみ
6月 9.05%
7月 10.05%
8月 9.26%
スマホのみ
6月 4.26%
7月 6.23%
8月 8.18%

まさに”夏モデル”効果(?)でしょうか。

該当のサイトについては、ケータイは専用サイトがあり、
8月より、スマホサイト専用サイトも用意できたことも少しは功を奏したのでしょうか。

とくにこれだけですので、信憑性などアレですけど、
やはり、全体的にもスマホ の割り合いは上がってるんでしょうね。

Eストアーのショップサーブ、携帯サイトとスマートフォンリニューアルでの基本設定について

現在運営している、いくつかのECサイトで利用しているEストアーのショップサーブ。
基本的な使用方法としては、ショップサーブ外で独自ドメインのサイトを構築し、カートASPとして利用しています。

その中で、かねてから告知はあったもののいつかいつかと期待していた携帯サイト リニューアルとスマートフォンサイトの追加が先日公開され、

もともとあった携帯サイトの刷新というより、スマホサイト含め別サブドメインでの新規サービス追加の形で公開されました。

» スマートフォン・携帯カート機能 |Eストアーモバイル

先日、ショップサーブを利用してる他のWeb担当者の方も言われていたように、今までの携帯サイトはお世辞抜きにちょっとキビシイ…。

上記の通りの利用がメインのため、正しく言えば携帯サイトとスマホサイトへのカートリニューアルが心待ちにしていた機能です。

基本的な設定を行ってみて、先日始めてEストアーさんにお邪魔する機会もあり、
もしかしてなにかしらの参考までにと思い、まとめておきました。

実際の管理画面については、現状では分かりませんが以前利用していたことを照らし合わせると、
DeNA ビッダーズさんの管理画面のような印象。

それに今風な感じでドラッグアンドドロップでのコンテンツ入れ替えなど、個人的には非常に使いやすい感じです。

カート内遷移

会員ログインを行っていないとき

スマホサイトのカート遷移 cart0.shopserve.jp

  1. カートに入れるクリック後/smp_cart.php
    「会員ページ」または「会員登録せずに購入」に分かれる
  2. カート画面「ログイン(既存会員用)」ボタンクリック後 購入者情報入力ページ/smp_regi.php
    「この住所へ送る」または「別の住所に送る」に分かれる
  3. 「この住所へ送る」クリック後 お支払い方法選択ページ(お支払方法、ラッピング、お届け指定、通信欄)/smp_regi.php
  4. お支払い方法選択「次へ」クリック後 「ポイント利用」ページ/smp_regi.php
  5. ポイント利用ページ「確認画面へ」クリック後 注文内容確認ページ/smp_regi.php
  6. 注文内容確認画面「注文する」クリック後 注文完了ページCVページ/smp_order.php
    GoogleAnalytics, AdWords, Y!リスティング 購入CVページ
  7. 注文完了ページ「会員登録する」(会員ID、パスワード、規約チェック入力後) 登録完了ページ/smp_regist.php
    購入時非会員だった場合

携帯サイトのカート遷移 cart0.shopserve.jp

  1. お買い物かごへ入れるボタンクリック後/mbp_cart.php
    「会員ページ」または「会員登録せずに購入」に分かれる
  2. 「会員登録せずに購入」クリック後(購入者情報入力ページ)/mbp_regi.php
    「この住所へ送る」または「別の住所へ送る」に分かれる
  3. 「この住所へ送る」をクリック後(お支払方法、ラッピング、お届け指定、通信欄、メール受け取り確認ページ)/mbp_regi.php
  4. 「次へ」をクリック後(注文内容確認ページ)/mbp_regi.php
  5. 「注文する」ボタンクリック後(注文完了ページ)/mbp_order.php
    GoogleAnalytics, AdWords, Y!リスティング 購入CVページ
  6. 上記注文完了ページにてIDパスを入力し、「会員登録する」をクリック後(登録完了)/mbp_regist.php

ちょっといい感じなところ

  • 基本、HTML5 で製作されている
  • CSSの読み込み、書き換えが可能
  • HTMLタグの利用が基本仕様に取り込まれている
  • 外部JavaScript も一応OK(基本ムリヤリ)
  • 独自ドメインへカートからの戻りがデフォルトで可能に
  • 各テンプレート内で部分的な変更が可能

個人的に教えてもらったこと

Android タブレットの転送について
設定を行っていると、iPhone、Android とかのスマホからのアクセスは当該サイトへ転送されますが、Android タブレットからのアクセスについてはPCサイトへ転送されず、スマホサイトへ転送されてしまうということ。
たぶん、そうそうに対応してもらえそうですが。

【AdWords, Yahoo!リスティングのコンバージョンタグの挿入場所】

携帯カートはPCカートとは違い既存では正式な挿入箇所がなく、もともとの携帯サイトではちょっとムリヤリテンプレートをFTPダウンロードして入れてましたが、
リニューアル後ではそうそうムリヤリでなく、下記の場所へ書いています。
一応、その後の経過を見ているとCVの取得はできており、戻りなど心配ですけど、前よりは… といった感じではないでしょうか。

携帯サイト
ページ編集 レジ:注文完了 メッセージ箇所
「HTMLソース編集」に記述。購入コンバージョン取得用です。
スマートフォンサイト
専用設置箇所有り。各種設定→ コンバージョンタグ設定

念のためその他のおすすめ挿入箇所がないか確認したところ、致し方ないですけど、今のところグレーな回答といった感じです。

追加・修正して基本的な箇所

  • Android タブレットのUA設定
  • Google Analytics の非同期タグへの変更
  • AdWords, Yahoo!リスティングのコンバージョンタグの挿入
  • ヘッダー(head)への追記
  • スマホ用サイトで実際の倍以上の元画像でも、画像の書き出しがちょっと荒いこと(速度重視ならアレですけど)

変な質問をしてアレでしたけど、期待を込めて今後とも宜しくお願いします。

ページがなくなったURLをどのようにするのが好ましいのか?

商品の売り切れ・入れ替え、または販売中止など、
単純にURLの変更・移転の場合ではなく、現状のページURLに何らかの施しが必要となった場合、どのような対策がより好ましいのか。
(削除しなくても、他に使えというのはちょっとおいといて)

もちろん、その『該当ページ』がどのような状態(リンクなど)かによって、
その施す内容の比重が変わるかも知れませんが、ここではより、『一般的』なページをどのようにするかということ。

通常であれば、.htaccess などで『関連ページ』への301リダイレクトを行うのが一般的にいわれていることかと思いますが、
はたして、ユーザーから見た時にはどうなんだろうか…?

というのも、今月初旬に管理サイトのリニューアルを行い、
今までであれば、『関連ページ』へのリダイレクトを行っていたのですが、ふと、『ユーザー』から見たら、どうなんだろうかと思ったものでして。

ちなみに、Google ウェブマスターセントラルの説明では、

  • サイトを新しいドメインに移動し、できるだけスムーズに移行を行いたい場合。
  • ユーザーが複数の異なる URL を介してサイトにアクセスする場合。たとえば、ホーム ページに https://example.com/home、https://home.example.com、https://www.example.com といった複数の URL でアクセスできる場合、いずれか 1 つの URL を優先的な(正規の)リンク先として設定し、301 リダイレクトによって他の URL からのトラフィックをその優先 URL に送ることができます。ウェブマスター ツールを使用して使用するドメインを設定することもできます。
  • 2 つのウェブサイトを結合し、無効になった URL へのリンクが正しいページにリダイレクトされるようにしたい場合。

2 つのウェブサイトを結合し、無効になった URL へのリンクが正しいページにリダイレクトされるようにしたい場合。

との解説。
別のURL へ変わる場合は、上記の処理が好ましいと思いますが、はたして『同じ内容』がない場合はどうなんだろうか。

ただし、レンタルサーバーの汎用的な404 を返すのは、どう考えてもNGなので、
独自の404ページ必須ということで。

大手ECサイトであれば、404ページを返して、他のナビゲーションへの誘導を行えば良いと思うのですが、
中小のECサイト では、そんなあっさりと、なかなか結論が出しにくい(はず)。

ということで、今回のリニューアルは同一ページを除き、
個人的に望ましいであろう状態の404ページ を用意し、関連ページへのリダイレクトを行わずに様子を見ることにしました。
※GWT での該当URL は700本程度

どのような処理が『正しい』かということもありますが、
ユーザーにとって、どのような状態が『好ましい』かが、一番気になるところです。

『改善』での、ちょっとした一つの事柄かとは思いますが、
今後、直帰率やページ遷移など見ていきたいと思います。

Google Analytics非同期トラッキングコードで、カートが異なる(複数の)ドメインの場合の記述方法

GA非同期トラッキングコードで、カートが異なる(複数の)ドメインの場合を試してみました。

現状で、サイトドメイン(URL)と、カートAPIのドメイン(URL)が異なるサイトがあり、
ちょっとした興味本位も相まって、Google Analytics の非同期トラッキングコード でどうやるのか、ちょっとテストしてみました。
※非同期で、それっぽいものがあまり見当たらなかったもので..

トラッキングコード

メインサイトと、カート側のトラッキングコードが若干違うようなのですが、
サイト内でのリンクの計測もしたかったので、とりあえず必要なかなと、「_gaq.push([‘_trackPageview’]);」を残し、

「_gaq.push([‘_setDomainName’, ‘none’]);」と「_gaq.push([‘_trackPageview’]);」も、
双方に残したままにしてみました。
※メインサイト側は「_gaq.push([‘_setDomainName’, ‘none’])」はいらないかも..

[Google Code参考の変更箇所]

メインサイト用トラッキングコード

_gaq.push(['_setAccount', 'UA-1234567-89']);
_gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
_gaq.push(['_setAllowHash', false]);

カート用トラッキングコード

_gaq.push(['_setAccount', 'UA-1234567-89']);
_gaq.push(['_setDomainName', 'none']);
_gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
_gaq.push(['_setAllowHash', false]);

修正後トラッキングコード()

「_gaq.push([‘_setAllowHash’, false]);」を双方に足しただけです。
ほんとは、上記のもののみで、順番とか大丈夫かどうかは微妙です..。

<script type="text/javascript">

  var _gaq = _gaq || [];
  _gaq.push(['_setAccount', 'UA-1234567-89']);
  _gaq.push(['_setDomainName', 'none']);
  _gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
  _gaq.push(['_setAllowHash', false]);
  _gaq.push(['_trackPageview']);

  (function() {
    var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true;
    ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'https://www') + '.google-analytics.com/ga.js';
    var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
  })();

</script>

非同期トラッキングコードのリンクとフォームの設定

リンクの時

<a href="https://cart.com/cart.cgi" onclick="_gaq.push(['_link', 'this.href]'); return false">カートへ</a>

フォーム<form>の時

<form method="post" action="https://cart.com/cart.cgi" onsubmit="_gaq.push(['_linkByPost', this]);">

数日経って、その後の経過ではコンバージョンはとれてますが、なんか違うような気もしますし、
そのままでもコンバージョンは取れるのかもと、ちょっとまだ心配もあるので、もう少し様子を見ているところです。

以下、設定。
※どなたかご教示頂けますと幸いです

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