Google Shoppingでメーカー用データセンター、Manufacturer Centerを公開

Googleショッピングより、既存のマーチャントセンターへのデータフィード提出のように自社の商品データを管理・提供できる、メーカー向けのManufacturer Centerを公開しました。
Manufacturer Centerを使用することで商品製造・提供元であるメーカー側が直接、自社製品について正確な情報をGoogleに提供することができるようになるそうです。

Google Manufacturer Center

現状では米国のメーカーのみが対象のようで、登録フォームより申し込みが必要のようです。

販売店でも利用可能なGoogle Merchant Centerのデータフィードを、より正確な商品情報をユーザーに提供することと、Google側でもJANコードやGTINといった商品コードでのデータ統一に正確性を持たせられるといったところでしょうか。
また、メーカー用に専用のダッシュボードが用意されるようで、Googl検索上でのパフォーマンス向上へのヒントも提供されるとのことです。

商品データがより正確で統一化されることで、AdWordsの商品リスト広告(PLA)などもより精度が高くなっていくと嬉しいですよね。

Inside AdWords: Introducing Manufacturer Center – a tool to help brand manufacturers provide authoritative product information to online shoppers

WordPressでおすすめのバックアップとセキュリティ系プラグイン

WordPressのオリジナルテンプレートでウェブサイトを制作する際に、個人的な経験(汗)からできる限りプラグインを使わずに制作を行っています。

しかしながら簡便さよりも必要性という理由から、いくつかのプラグインは利用させてもらっていて、そういった基本プラグインセットも定期的に入れ替えを行っています。

今回、バックアップ・セキュリティ系のプラグインを見直すにあたり、ちょっと便利だなあと思うプラグインをご紹介させていただきます。

バックアップ系プラグイン

内部・受注どちらでも最低限の定期バックアップを行うためにプラグインを利用していて、その中でも一番利用頻度が高かったのがWP-DB-Backupなんですが、ちょっと別のものも物色。

できればデータベースだけでなく、ファイル全体のバックアップ(cron設定とかをこっちでしなくても)できるものがあれば良いなあと思い、
また、同一サイト内で複数のWordPressを利用する場合もあるので、DBのみ・ファイル全体など選択できるものがあればと思いいくつか試してみたところ、BackUpWordPressがかなり良い感じでした。

BackUpWordPress

BackUpWordPress

近い機能のプラグインも別途あったのですが、BackUpWordPressが一番しっくりきました。
気に入った点は以下。

  • サーバー設定せずに自動バックアップが可能
  • バックアップスケジュールの指定ができる
  • 保存する個数(新しいものから何番目までとか)を指定できる
  • DBのみ・ファイル全体など選択できる

また、有料($99)でDropbox・Google Drive・Amazon S3・FTP(別サーバー)・Rackspace Cloud・Windows Azure・DreamObjectsへのバックアップも設定できます。

セキュリティ系プラグイン – 外部対策用

ログイン画面についてはいろいろと対策含めあるかと思いますが、最終的に外部の人やその他のツールにログインパスワードをブルートフォースアタックされた場合にログイン画面をロックして不正ログインを防いでくれるプラグインです。

SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Plugin

同類のプラグインもいくつかりますが、個々の設定ができたりCAPTCHA(画像認証)があったりと多機能です。

セキュリティ系プラグイン – 内部用

テーマの問題点をチェックするプラグインなどもありますが、こちらはオリジナルテンプレートに限らず使用するテンプレートやWordPressの設定状況・脆弱性のセキュリティをチェックするプラグインです。

Acunetix WP Security

Acunetix WP Security

セキュリティ上の脆弱性を一括でチェックでき、必要な箇所は任意で設定変更が可能です。
また、チェックする脆弱性のレベルも選択可能です。

常に使うことはないかもしれませんが、公開前とかのチェックには役立つのではないでしょうか。


2015.07.10
Acunetix WP Securityを有効化しておくと、読み込みがかなり遅くなる(?)ように。常時は停止しておいた方が良いかもしれません。

こういった防止策の前にユーザー名にadminを使わないとか、オリジナルテーマを制作せずに無料のテーマを使用する際にはものによっては一応注意するとか、初歩的な対策も大切ですよね。

モバイル決済のSquareと顔パス支払いも可能なPayPal Hereとの比較

新規店舗でのカード決済についてご相談いただいたこともあり、いくつかあるモバイル決済のなかで自分ならSquarePayPal Hereの導入がおすすめかと思い、比較がてら少しまとめてみました。

現状ではPayPal Hereのカードリーダーの販売は一時休止のため、モバイル決済での比較も記載していますが、「顔パス支払い」だけでも便利ではないかと。

SquareとPayPal Here
項目
Square
PayPal Here

基本項目

ウェブサイト
Square
https://squareup.com/jp/
アプリ・リーダーの使い方
https://squareup.com/help/jp/ja/article/5123-square
PayPal Here
https://www.paypal.jp/here/
アプリ・リーダーの使い方
https://www.paypal.jp/jp/here/support/guide/
企業情報
https://squareup.com/jp/about
Square, K.K. c/o Square, Inc.
1455 Market Street San Francisco, CA 94103
三井住友カードと業務提携
Apple StoreとLawsonはSquareリーダーの販売パートナー
https://www.paypal.jp/jp/contents/corporate/corporate-info/
PayPal Pte. Ltd. 5 Temasek Boulevard #09 – 01 Suntec Tower 5 Singapore 038985
https:www.paypal.com.sg
ソフトバンク提携
eBay決済サービス
利用可能カード(カードリーダーの場合)
VISA、MasterCard、 American Express
VISA、MasterCard、 American Express
その他支払方法
リーダー読み取り以外の手入力(電話、インターネット注文など)
※決済時お客様サインは店舗側でOK
PayPalアプリによるチェックイン支払い
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/pay-with-app
※お客さん側でアプリ登録・利用
手数料・費用
Squareリーダーを使った場合3.25%
カード情報直接入力の手数料3.75%
https://squareup.com/jp/pricing
3.24%
https://www.paypal.jp/jp/here/fees/
その他費用
カードリーダー無料
初期導入費用無料
月額固定料無料
銀行振込手数料無料
カードリーダー オープン価格
初期導入費用無料
月額固定料無料
銀行振込手数料無料
機能
カードリーダー
POSレジ
データ分析ツール
https://squareup.com/jp/analytics
オンライン請求書添付
※レシートプリンターでのを印刷も可能。
オフラインモード
https://squareup.com/help/jp/ja/article/5095-
複数人での利用(代理人機能)
https://squareup.com/help/jp/ja/article/4937-
クラウド会計ソフト freee連携
レジ機能
SNS またはメールアドレス毎にレシートを送信
PayPal Here用モバイルプリンター
※レシートプリンターでのを印刷も可能。
商品/売り上げの管理とレポート機能
複数のカードリーダー使用可能(法人のみ)
PayPalアプリによる顔パス・チェックイン支払い
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/pay-with-app
https://www.paypal.jp/jp/here/support/guide/#tips_5
ソフトバンク・テクノロジー提供のサービスと連携
https://www.softbanktech.jp/service/list/mobile-perfect-sp/sales-management
銀行振込スケジュール
銀行振込手数料はSquareが負担。
https://squareup.com/help/jp/ja/article/3807-square
三井住友銀行もしくは、みずほ銀行の口座は、通常翌営業日に振り込み。その他の銀行は、通常週1回振り込み。
●三井住友銀行もしくは、みずほ銀行の口座の場合
カード決済受付日時 / Squareからの銀行振込
月曜日 深夜0時~23時59分 / 火曜日 正午頃
火曜日 深夜0時~23時59分 / 水曜日 正午頃
水曜日 深夜0時~23時59分 / 木曜日 正午頃
木曜日 深夜0時~23時59分 / 金曜日 正午頃
金曜日 深夜0時~日曜日 23時59分 / 月曜日 正午頃
●その他の銀行の口座
カード決済受付日時の一例 / Squareからの銀行振込
8月1日木曜日深夜0時~8月7日水曜日午後11時59分 / 8月9日金曜日正午頃
8月8日木曜日深夜0時~8月14日水曜日午後11時59分 / 8月16日金曜日正午頃
銀行振込手数料はPayPalが負担。
毎週火曜日に自動引落し、登録の銀行口座への振込み。振込みまで最短3営業日。
※本サイト(オフィシャルサイト)からオンラインでアカウントを開設した場合のみ適用。
※振込みまでの日数は金融機関により異なる。
サポート
オンラインヘルプ、電話、メール、Twitter
https://squareup.com/jp/square-support
オンラインヘルプ、電話、メール
https://www.paypal.jp/jp/here/support/contact/
その他
Apple Pay、NFC対応(現時点では日本国内未定)
NFC Reader for Apple Pay, Contactless & Chip
https://squareup.com/apple-pay
Square Stand
https://squareup.com/stand
Square 推奨の周辺機器について (iPad 向け)
https://squareup.com/help/jp/ja/article/5084-square-ipad
顔パス・チェックイン支払い

床屋さんは町の小さなコミュニティ

先日、理容師の友人がFacebookでシェアしていた記事をみて、ちょっと思うこともあったので少しまとめてみました。

カフェラテ
もともとの経験からも、以前から美容室でお客さん向けにお茶やお菓子を出したり、カフェっぽいものを併設していたりするお店もあるかと思います。

勝手な思い込みですが、「美容室」ってどちらかというと「個」の空間のイメージが強く、「お客さんひとり」もしくは、「お客さんと担当美容師さん(一組)」といった空間でゆったりするイメージです(その中でさままざまな情報交換はあると思いますが)。

対して理容室は「大(全)」で、美容室含め、もちろんヘアースタイルだけでなくもう少し大きな意味でのリラクゼーション的空間でもありますが、理容師さんを起点に肌感の伴う情報交換を行う「社交場」といったイメージ。

店主や担当の理容師さん「と(または一組)」だけでなく、その理容師さんを中心とした「円(縁)」の情報共有の関係があると思います。

身近にある第三次産業の中でも、美容室と理容室ともに「ある一定の間隔で通う」場所になりやすいく、タイミングやなにかしらの理由で一定期間行かない時期もあるかも知れませんが、本人が意図的にそうすることも含め、基本的には「行かない=コミュティの変更(お店を変える)」ことになり、大げさですが人間関係の縮図でもあるように思います。

理容室って憩いの場としてのポジションではありますが、そういった交流という意味の小さな経済圏的なコミュニティをたくさん作っていくことも、地域活性化には大切なことのように感じました。

昔からのことを壊す・否定するように思われがちですが、昔からある大切なことをつなげていきたいからこそ、新しいことをどんどん試す・取り入れる、といったことを改めて感じさせられました。

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