“一昔前”は聞けなかった声

「こう(対面)してやり取りするのがコミュニケーションでしょ。」

先日、古い友人から言われたフレーズなのだけど、”今どき”の子供たちってインターネット(スマホ中心)でのやり取りがコミュニケーションの全てだと感じてしまって、一人の空間に閉じこもってしまう。
地元の町内のスポーツ関連を仕切っている彼からすると、自分の子供だけでなく広義の意味で子どもたちの”今どき”と表現される姿を心配している様子だった。

片隅ながらWeb業界に携わってる自分に対して、彼なりのストレートな表現だと思うし、そういった論評はよくよくある話しではあると思う。

でも、インターネットがなかったらつながることができなかった関係、もしくは、表現されることがなかった、もしくはクローズドの空間でしか発することができなかった「声」が聞ける・聞こえるというのもインターネットの本質で、
それがスマホやソーシャルの普及によってさらに身近になり、その声を発することによって大げさだが救われている人もいると思う。基本的には人ってつながりたいし表現したいものだと思うし。

ちなみにその時の自分の回答って、「いろんなものがまだまだ始まったばかり、でも、もともとは人とのつながりがより豊にするためにインターネットが受け入れられているのだから…」とそんな感じ。
これもよくある表現なのかもしれない…(汗)

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