定期購入する商品をECサイトに訪れることなくワンプッシュで注文することができるAmazonの物理的な予約注文ボタン「Dash Button」。
Dash Button
そんな形状やシンプルな機能、使いやすさからも気になるダッシュボタンですが、先日、Amazon Goでスマートな実店舗での購入を公開したアマゾンですが、今回はPrimeのメンバーが自分の選んだAmazonの取り扱い商品のダッシュボタンを自由に、しかもオンライン状で作成・使用できる機能をリリースしたとこのこと。
オンライン状で好きなように(物理的な購入費用もなし)作成できるって…。
ただ、これもすべてではなく中には「どこで」といったような購入場所(プラットフォーム)の縛りを持たれている方もいると思います。
ちょっと話はそれますが、※こだわって選んでいる商品よりも変更してもらうのが難しい、これといったこだわりをもっていないような日用品。
そういった商品って、メーカーなど潜在的な印象に強く引っ張られ、尚且つ購入判断は価格という場合が多いと思います。自分もふと思い出したメーカー・製品名と、価格を主たる基準で選んだりすることも。
また、購入の一歩手前、その商品を「知る」という行動。
おおくはテレビCMでその商品を製造しているメーカーを知ったり、誌面、インターネット、口頭など、その接点となる場面は多々あります。
そして購入時に必要なのは、その商品を「思い出す」ということ。
インターネットであれば検索結果の広告で目にしたり、リマーケティングなどの広告を踏んでいれば多種多様なサイトでバナー広告などを目にしたりと、その商品を想起するキッカケが一企業外に多々存在します。
しかし、今回のダッシュボタンに設定する商品はそういった開かれたインターネット全体で出会う商品ではなく、「アマゾンというプラットフォームのなか」で出会った商品が設定されるということ。
もちろん、検索同様の指名買いでの設定もあるかと思いますが、その出会いの出し分けはAmazonが行える。
※厳密にはAmazon内にAdwordsといった広告もあるけど。
そうなってくると、ブランド認知なんかも広告、アマゾンのプラットフォーム内が起点となるような場合もでてくるでしょうし、「接点」だけでなく「思い出す(想起)」も同じく。
自分も決まった消耗品をLOHACO(ロハコ)のお気に入りから購入したり、Amazonやヨドバシなど、購入する商品群によって購入先を選んでいます。
そういった「場」で選ぶことに対して「利便性(便利さ)」ってものすごくアドバンテージがると思います。
ネットでショップに訪れて該当商品を購入するまでのアクションを軽減させるって、期待値高い。ラストワンクリック的な。