Instagram APIの利用基準が審査基準とともに変更。instafeed.jsをサンドボックスモードで対応

アナウンスでは既存のアプリはサンドボックスモードに移行され、可能な範囲内で利用できるとのことですが、実際にはサイトで使用していたInstafeed.jsなど停止してしまったものものあり、規約的にも事実上は一旦停止となる場合が多いように思われます。

2016/06/01Instagram APIの利用基準が審査基準とともに変更

制限なしに(変更による利用方法の可否は別途)Instagram APIを使用するには審査を申し込み承認を受けたのちは、ユーザーからの認証を受けるだけで使用可能とのこと。

Instagram Developer Documentation
https://www.instagram.com/developer/

Instagram Platform and documentation update. Apps created on or after Nov 17, 2015 will start in Sandbox Mode and function on newly updated API rate-limits and behaviors. Prior to going Live, and being able to be used by people other than the developers of the app, these apps will have to go through a new review process. Please read the API documentation or the Change Log for more details.

Any app created before Nov 17, 2015 will continue to function until June 1, 2016. On that date, the app will automatically be moved to Sandbox Mode if it wasn’t approved through the review process. The previous version of our documentation is still availablehere.

審査の申請方法

instagram API使用審査の申請方法
ermissions ReviewでInstagramアプリケーションの目的(権限)を選択

これで申請完了ですが、今回、この「アプリケーションの目的(権限)」がちょっと問題。

ハッシュタグで投稿を拾えなかったり自分の投稿についても制限があり、厳しい感じの審査基準になっています。
広告に注力しているInstagramですから、よりメディア寄りな印象も感じます。

API使用申請を行う理由を選ぶのですが、下記のものは申請不可。

審査を申請できるのは以下。

また、アプリ開設用のビデオスクリーンキャストも必須のようです。

Permissions Review • Instagram Developer Documentation(審査詳細について)
https://www.instagram.com/developer/review/

制限はあるものの自分の投稿を管理サイトで表示させるなど、サンドボックスモードで一部対応も可能な使用方法もあり、Instafeed.jsなどもこのサンドボックスモードで一部対応は可能でした。

サンドボックスモードでのInstafeed.jsの設定方法

2016/06/01以前にInstafeed.jsを使っていても、今回の仕様変更で再度設定が必要のようです。

まずはInstagram Developer Documentationでアプリケーションの登録を行います。

instagram APIでのアプリケーションの登録

Client IDを取得します。

Client IDを取得します

次にアクセストークンを取得します。アクセストークンの取得は上記のClient IDとアプリケーションを登録した際に設定したredirect URIsを使用し、下記のURLへアクセス。

1
{"code": 403, "error_type": "OAuthForbiddenException", "error_message": "Implicit authentication is disabled"}

上記のようなエラーの場合は、「Disable implicit OAuth」のチェックを外して再度アクセスしてください。

Disable implicit OAuthのチェックを外して再度アクセス

その後、認証画面が表示されますのでAuthorizeで認証。

Instagramアプリケーションを認証

アクセストークンがURL欄に表示されますので、それを別途保存して使用します。

1
2
//アクセストークン
https://◯◯◯◯.◯◯◯/#access_token=◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯.◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯

ユーザーIDはaccessTokenの先頭からピリオドまでの数字です。

サンドボックスモードで自分の投稿は表示できますが、今までのようにハッシュタグで自分の投稿以外も含めて抽出することはできず、これはちょっとイタイですね。

また、2016/6/1からの変更前まではInstafeed.jsで同一サイト・同一ページで複数の設置を行っても問題なく表示されていたのですが、今回のサンドボックスモードの制限からか、アプリケーションを複数登録しても同一サイト・同一ページでは複数の表示が行えませんでした。

いずれにせよ今回、6月1日以降の変更内容によりストップしてしまったアプリ・APIを利用した表示などがあるかと思います。ご使用されているサイトなどがあれば、ご確認をおすすめします。
また、もし表示などが止まっている場合は、サイト制作者・運営者様へご確認ください。

ようやくインスタグラムのアプリでの複数アカウントが利用可能に

Instagramアプリをダウンロードして約5年。いやあ、、ようやくきました複数アカウント機能。

数日前にニュースメディアで目にしてから気にはなってたのですが、ちょうど昨夜、Twitterといっしょに個人用アカウント事業用アカウントで分けたところなのでなんともタイミングばっちり。

インスタグラムのアプリでの複数アカウントが利用可能に

Instagramアプリの右上のギアボタン > オプションの下部で設定可能。

今までクライアントがプライベート用とショップやサロン・会社用で分けて使うとなるとID&パスワードの入力をし直さないといけなかったですし、それってふつうにかなりネック。利用までなるべくアクション(負荷)減らすのに必死なのに、ID&パスワードでログイン・ログアウトですからね…(汗)

しかもiPhoneで他のIDを利用して自分のアカウントに戻しても、ログアウトしたはずのアカウントのフォローされたといったアクションが通知されたり(最近ないみたいだけど…)と、気になる点もありました。

もともとインスタグラムは”そのとき(その瞬間)を共有する…”的なことがコンセプトにあったかと思いますが、そういった狙いからもPC利用は前提にされておらず、今でも投稿はできずギリ利用可能といったところ。
※といってもスマホで貯め取り投稿が多いと思われますが。

インスタグラムの公開当時はほんとノンバーバルで写真押し。それが良くてコアなファンを中心に写真SNSとして台頭していったと思います。

当時はコメントのやりとりすらままならず、今でも若干踏襲してますがフォロワーの把握もままならず、フォローしまくってその後外しまくるといったフォロワー獲得方法もあり、それがコアなファンからはマイナス要素にも。
InstagramもFacebookに買収されてから、そういえばいつのまにかコメント機能が充実して以前の通知もなかったときのコメントって消えちゃってるような気が。

Twitterアプリのようにアカウント切り替えが簡単に行なえ、ビジネス利用とユーザーの利用率向上にもなると思いますし、個人的にもID&パスワードの再入力をしなくて済むのは助かります。

次はPCからの投稿や管理に期待。

個人用アカウント

Twitter@kazunoriiguchi
Instagram@kazunoriiguchi

kots Design & Promotion

Twitter@kotsjp
Instagram@kotsjp

Instagram を使ったローソンおにぎり屋 キャンペーンサイト

最近、街角でリアルなショップとも連動した、
アパレル系のソーシャルメディアキャンペーンなどをよく目にするようになった気がします。

ソーシャルアプリの『写真投稿』といえば、最近ではColor とかが話題になってたりしますが、
少し前から有名(定着?)なアプリといえばInstagram

Instagram を使ったローソンおにぎり屋 キャンペーンサイト

『写真』という特性とリアルタイムでの投稿が可能なことから、
Twitter 同様、ハッシュタグの使用ができたりもしますし、

海外では企業のプロモーションで利用されたりしているみたいですが、今回のLAWSON おにぎり屋 のキャンペーンサイトでは、
『おにぎりが似合う写真』をinstagram で投稿してもらうといったものだそうです。

昨夜、Twitter で見かけてサイトを見たときには、
まだ数点しか『おにぎりが似合う風景』の写真が投稿されていませんでしたが、

本日見てみると、ずんずんと投稿されているみたいです。
↓ なんか和みます。笑
https://instagr.am/p/Di2t_/

おにぎり屋×instagramプレゼントキャンペーン|キャンペーン|ローソン

instagram と他のソーシャルメディア連携の距離感がちょっといい感じです

最近、少し話題になっている「instagram」を試してみました。

個人的には、写真投稿・共有系はさほど使用してはいないので、
ちょっとどうだろうと..と思いつつ、ログイン。

アプリは英語のみですが、わりと機能など含め、分かり易い印象です。

設定上の機能としては、連絡先をインポートしてフォローができたり、
写真へのコメント、Like!、位置情報の共有など。

instagram
instagr.am

foursquare はAPIの連動がされているようで、
すでに、日本でも近隣情報などはけっこう見つかります。

写真の投稿時に、ノーマル含め、12種類のエフェクトが付けられ、
それなりに凝っている方では満足できないかも知れませんが、個人的には十分な気もします。
※けっこういいなぁと思う写真もチラホラあったり

写真のみでなく、グラフィックとか書かれている方も、
その投稿・共有に良いのではないでしょうか。

instagramへの写真投稿

もちろん、昨今のソーシャル系アプリの定番として、
Twitter やFacebook、flickr、tumblr foursquare への投稿の共有ができるのですが、

個人的にちょっといいなと思ったのは、この共有投稿と、各ソーシャルメディアと距離感(関係)。

通常、他のソーシャルメディアに投稿ないし、なにかしらの共有を行うと、
基本、単に同じ情報を投げっぱなしになるような印象が強かったのですが、

今回のinstagram については、一見、通常の共有と同じように、
単純に写真投稿を共有するのですが、instagram の機能(コメントなど)を考慮すると、

instagram でそれ以上のことをするならコレ、みたいななんとなく良い意味での関係性が図られているように感じます。
※抽象的ですみません..

今までのソーシャル系アプリだと、断片的なものであったのに対し、
instagram はそれを中心に、他のソーシャルメディとの「ハブ」にもなっているような感じ。
※Facebook はソーシャルフィードをまとめるのに使えるけれども..

そして、なんといっても基本、iPhone アプリのみの対応(Androidもすぐ出そうですが)で、
PC からはほぼ、ログイン設定のみというのも、ちょっと気に入ったポイントです(たぶん)。

もちろん、instagram 上でのコメントのやり取りが活発に行われていくのでしょうけど、
冒頭でもふれたように、写真共有系をあまり使っていない自分でも、「ちょっといいなぁ」と思いましたし、

「写真」が好きな方は、ちょっと面白いのではないでしょうか。

日本人の方もチラホラいらっしゃるようなので、
もしご都合宜しければ、instagram でも宜しくお願いいたします 笑。

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