リスティング広告でのテレビの影響力

今週末、テレビにて取り上げられる某話題について、既存取扱商品で関連商品があったため、
AdWords と、Yahoo! リスティング広告にて数日のみのキャンペーン を作ってみました。

そんなに特に注目をされるような取り上げられ方でもなかったため、
実際にどのくらいの影響があるのだろうと思っていましたが、それはそれ、やはり『テレビ』の影響力は侮れません・・・。

キーワードについては2ワードでの完全一致 を数個のみ(かなりど真ん中のものですが)。
それを、実際の放送少し前に設定を行なったのですが、

当初、AdWords で「35円」程度、Y! で「9円(最低価格)」の単価で予想掲載順位は1位。
それが、放送翌日にはなんと、AdWords でFirst Page Bit「120円」以上に。

Y! はそれほど単価の上昇は見られませんでしたが、
インプレッション については、Google Yahoo! ともに「急上昇ワード」にも入り、かなりの数字となっていました。

テレビということもあり、そこはやはりユーザー行動的に『ケータイ』。
AdWords で当初、「35円」程度がなんと「1,100円」。

やはり、AdWords (AdSense?)の方が積極的に動きますね。。

「Google Insights for Search」では、その頃から告知があったのか、
2/24頃から浮上し始めていました。

それでも直前まで単価の変動があまりなかったことからも、
ほんとの意味での「テレビ」の影響力を垣間見れた訳ではないのでしょうが。

もろもろのプロモーションで、「テレビ」と「ソーシャル要素」を組み合わせて行なったりするのを見かけますが、
『テレビ』の瞬発力は、やはりすごいものですね。

Yahoo!リスティング広告-キーワードとサイトの関連性の重要度を引き上げ

もともとAdWords のコンテンツネットワーク(プレースメント) のように、

「キーワード(広告文)」とサイト(LP)との関連性については、
『キーワード広告』については、あまり関連性はないとの説が一般的だったと思います。

個人的にはAdWords とかでも、
『品質スコア』 の向上については、「キーワード広告」でも関連性 は一つの要因では?と思いますが、

この度の件で、Yahoo! リスティング(スポンサードサーチ) については、
「キーワード」と「サイト(コンテンツ)」との関連性の重要度が増したとのこと。
※「インタレストマッチ」の意味合いが強いのかも知れませんが(コンテンツマッチないですし…)

“ヤフー、インタレストマッチの広告審査で「キーワードとコンテンツの直接的な関連性」の重要度を引き上げ”
「キーワードと広告(タイトル・説明文)の適合性」を最も重要視する従来の審査方針に加えて、「キーワードとコンテンツの直接的な関連性」の重要度を引き上げる。
変更後は、「キーワードとサイトの適合性」「キーワードとタイトル・説明文の適合性」の2つのうちいずれかを満たしている広告が掲載可能。新広告審査方法の適用開始は平成22年2月15日からで、旧基準で承認済みの掲載内容についても対象となる。

via:ヤフー、インタレストマッチの広告審査で「キーワードとコンテンツの直接的な関連性」の重要度を引き上げ:MarkeZine(マーケジン)

先日の「辞書機能」の向上に加え今回の件も含め、ヤフー スポンサードサーチ特有の、『部分一致の拡張』なども考えると、
コンテンツ(サイト)の『関連性』の重要度・向上度合いは、更に重要になるかも知れませんね。
※なにはともあれ、まずは地道にキーワード集めを…

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