今お世話になっている美容室に長年通っていただいているシャキッとした雰囲気の紳士。
お店でお会いするのも何度目かとなりますが、何の偶然かその方のお母様がご贔屓にしていただいていたのが自分のお袋の美容室。
お袋が最後のお店を出店した当初から通っていただいていたお客様で、週に2回ぐらい通っていただく常連さんで、良くしていただいていたというのは当時も話しを聞いていました。
それを知ってはいたものの、なかなかそのお話しをする機会もなく何度目かの接客をさせていただいていたところ、美容室の先生から「実は…」とご紹介いただいた。
当時のお店のことやお袋から聞いていたお話しをすると、そく合致。
凛とした雰囲気のそのお客様で、ちょっと緊張する(良い意味で)方ですが当時のことを丁寧に話してくれました。
ただただお袋の昔のお客様で…というだけでも興味津々ですが、なかでもより印象的に残っているお客様ということもあり、断片的に聴き覚えていただことがふと、つながったような気がしました。
帰りがけにはこちらにお気づかいいただくお言葉もいただき、なんとなく温かい気持ちに。
その日の夜、教えていただいた当時のことをお袋に話すと、今でもやはり気にかけていたようで、話しを聞いてどこか詰まっていたものが喉を通ったような反応。
当時のことをいつになくちょっとテンション高めに話していていました。
自分も当時、もしかしたらお見かけしたようなしていないような…。
お袋の時間と時間をつなげたような気もして、なぜかちょっとこちらも温かい気持ちに。
先生とも「世の中狭いな〜」と話してましたが、ほんと縁ってわからないもの……