Adobe 電子出版ツール「Digital Publishing Suite」

Adobe MAX 2010 にて発表された「Digital Publishing Suite」。
最近の電子書籍への注目もあってか、今後のアドビ製品として、注目されているようですね。

今回発表されたものは、ePub とはまた違ったフォーマットらしいですが、Adobe ということもあり、電子書籍の場所、Omnitureでの分析、
App StoreやAndroid Marketなど、各ストアで使える課金システムも準備されているそうです。
※「電子書籍(作成)ツール」でなく「電子出版ツール」

Twitterを、リアルタイムで表示電子書籍上に表示するようなデモもあったそうで、
教育なども含めた、今後の電子書籍って、やっぱ楽しみですね。

Adobe Labs – Adobe Digital Publishing Suite

Adobeの電子雑誌ソリューションはどんなもの?–Adobe MAXで聞く – CNET Japan

楽天vsGoogle&Yahoo! ショッピング連合?

『日本の”オンラインショッピング”といえば”楽天”』。
日本国内だけでなく、世界から見ても、そのフレーズが使われているかと思います。

しかしながら、その「フレーズ」に、ちょっとした変化があるのかも?と思われるような物事が、矢継ぎ早に開始され始めたように思います。

検索分野と検索連動型広告で、年内にも提携が完了するとされている、日本のGoogle とYahoo!。

冒頭でふれたように、現状の日本では「インターネットショッピング」といえば『楽天』といわれるぐらい、
すでに代名詞となっていますが、

以前から、日本での公開が気になっていた、先日の「Google ショッピング」公開にともない、近い将来、どのような構図となるのか。

周知のことですが、公開時の段階でのGoogle ショッピング では、既存の楽天で取り扱われている商品が並んではおらず、

Yahoo!ショッピング、またはYahoo!商品検索を中心に、大手ECショッピングサイトの商品などがインデックス(陳列)されているようです。

今後、Google ショッピングが、Google マーチャントセンターに登録されていなくても、検索上の商品をインデックスしていくらしいですが。

オンラインショッピングモールの、一つの重要な要素である「ポイント」も、Yahoo! ショッピングの『提携』中心に、最近どんどん『共有化』が進まれています。

もちろん、一シユーザーとしても運営者としても、
なにかしらのポイントエクスチェンジ等のサービスを介さずとも利用できるのは望ましいことで、

【Google 連合】
Yahoo! ショッピング
GMO
大手ECサイト
もろもろ..(失礼)。

楽天も、もともとSERPに含まれる同一ドメインが2つまででしたが、より専門的なキーワードについては、SERP が同一ドメインで埋まることもあるそうですし。

そこで気になるのはAmazonの去就は一体。
Google があたかも自然(しら~っと)に何がしを行うように、巨人とは静かなるものなんでしょうか。

『決済』という部分については、すでに米国などでは使用されている『Google Checkout』がありますが、Paypal など含め、今後の動向に注目です。

今後、Googleショッピングへの登録・管理などのツール、サービスとかも必要とされるのかも知れませんし、プラットフォームがGoogle ということで、国と国での違いはあれど、世界のオンラインショッピング が、さらにつながりやすくなるかも知れません。
※翻訳機能に期待

『vs』としましたが、あくまでもその主戦場となる検索プラットフォーム は『Google』であるということ。

今後、ナビゲーショナルクエリー 獲得を狙った、ソーシャルメディアも利用した顧客(ユーザー)満足度の向上と、独自の『ブランド力』がより、必須となっていくのでしょう。

今後、同一プラットフォーム上でのflat woven な構図が、どのようになっていくのでしょう。

Myspaceリニューアル『Welcome to the new Myspace』

アーティストの検索などで、たまに利用する「Myspace」。

以前はけっこう、話題になることも多かったのでしょうが、
最近はもっぱら、Facebook やTwitter に押されて気味のようで。

しかしながら、楽曲、アーティストのみにカテゴライズされたソーシャルメディアとすれば、
個人的には、それはそれでアリなんでは?と思っていますが。

先日、新しくするらしい「ロゴ」について、ユーザー等から結構な意見などをもらったりしているそうですが、
今回、なにやら全面リニューアルを行うそうです。

動画を見る限りでは、若干最近のソーシャルメディアを意識したような感じでしょうか。
致し方ないのかも知れませんが、もう少しページが軽くなることを、ちょっと期待したりも。


Myspace | Myspace Video

Welcome to the new Myspace – Myspace Video

いよいよ日本でもGoogle Merchant Centerが開始。気になる動向とGoogle Product Searchとの差異。

いよいよ、楽しみ(?)にしていた、Google マーチャントセンター が日本でも開始されました。
すでに、登録も開始されているようで、正式なスタートのようです。

Google Merchant Center に商品を登録すると、Google ショッピング での商品掲載が可能となり、
検索ユーザーへ、さらにリーチ し易くなるというもの。

米国などでは始まっており、AdWords のProduct extensionsGoogle Adwords 商品広告) との連動も、
すでに日本版の公式ヘルプもあることから、日本で利用も秒読み段階といった感じですかね。

既に、他のショッピングモールまたはサービスでのSKU に基づいたデータも連携されているようで、
そのスタート段階の「状態」も、ちょっと個人的には気になったりもします。

しかしながら、やはり一番気になるのは、今後のGoogle ショッピングの動向。

Google ショッピングの、一般ユーザーへの具体的なPR も見掛けていませんが、
米Google の、「Google Product Search (商品価格比較検索サービス)」と比較すると、さらに今後が気になります。

日Google ショッピング
日本版 Google ショッピング

○米Googleショッピング(Google Product Search.
米Googleショッピング(Google Product Search)

日本版でも商品価格の比較や、Yahoo! ショッピングなどからのレビューの表示がされますが、
すでに、米版は商品詳細に進んでいくと、YouTube の関連動画なども現れます。

ここまで「検索結果」に表示されると、既存の関連サービスは如何に…。
※日Googleショッピングも、URLは「https://www.google.co.jp/products」

米Googleショッピング(Google Product Search)の商品詳細説明遷移後

そして、わりと前から日本後対応となっていた、「Google Checkout」が使用可能となった日には、
今までの一つ上のレイヤーで、オンラインショッピングが可能となるんだろうなあと。

そして、ある程度の規模のECサイトについては、「Google Commerce Search」などもありますし、
モバイル(スマートフォン)についても、位置情報に基づいて近隣のリアル店舗(ショップ)の在庫が確認出来たりするサービスが始まっていたり、今後、Google がオンラインショッピングに注力していくのが伺えます。

しかも、ちょうど都合が良いのかも知れませんが、Yahoo! との提携でのタイミング。

Yahoo!ショッピングも最近、別のサイト・モールとのポイント共有なども展開されていますし、
なんか、もろもろありそうな感じですよね。

上記しましたが、Google がこのまま「自然にしら~っと」SERP に導入していきそうなことを考えると、
なにやら年明け、ちょっと変わっていきそうですよね。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: Google Merchant Center がオープンしました
Google Merchant Center
Google ショッピング

Google 「このスペースのこれから」を公開

Googleが、「ディスプレイ広告の未来を語る – このスペースのこれから」を公開しました。

今後のGoogle ディスプレイ広告の発展性などのPRと、
パブリッシャー含め、共に良きものにしていきましょうというもののようです。

このスペースのこれから」のサイトには、Google が考える、今後のディスプレイ広告について、
数種類のYouTube動画で解説されています。

たしかに、様々なユーザーへリーチできるのもディスプレイ広告の魅力ですし、
YouTube や様々なプレースメント等によって、色々な工夫も可能なような気がします。

少し前にスタートした「Google オープンビジネスパートナー」や「リセラープログラム」など、
今後のAdWords など、少しずつ変わっていくこともあるのかも知れませんね。

しかしながら、少しうがった見方をすると、徐々にテストも始まっているらしいY!への提供などでの、
インタレストマッチ との差別化をアピールしていたり、するような気がしないでもないような…(単に時期的なものですが)。

AdMobがiPhone向けに展開してきたインタラクティブビデオ広告を、Androidにも対応させたり、
デバイスは違えど、「魅せる」広告としては、色々と変化をしていく頃合いなんだなあと、改めて実感させられます。
Advertisers can now extend Interactive Video and Interactive Interstitial campaigns to Android with our new Android SDK for publishers – Google Mobile Ads Blog

矢継ぎ早に新しい機能などが追加されていきますが、「有効活用」できるよう、しっかりと運営していけらと思うと共に、
個人的趣味含め、「魅せる」、「楽しませる」広告の今後が、ちょっと楽しみです。

https://www.youtube.com/watch?v=JqTO7LMet6Q&hl=ja&fs=1

Inside AdWords-Japan: ディスプレイ広告の未来を語る 「このスペースのこれから」

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