Google Analytics非同期トラッキングコードで、カートが異なる(複数の)ドメインの場合の記述方法

GA非同期トラッキングコードで、カートが異なる(複数の)ドメインの場合を試してみました。

現状で、サイトドメイン(URL)と、カートAPIのドメイン(URL)が異なるサイトがあり、
ちょっとした興味本位も相まって、Google Analytics の非同期トラッキングコード でどうやるのか、ちょっとテストしてみました。
※非同期で、それっぽいものがあまり見当たらなかったもので..

トラッキングコード

メインサイトと、カート側のトラッキングコードが若干違うようなのですが、
サイト内でのリンクの計測もしたかったので、とりあえず必要なかなと、「_gaq.push([‘_trackPageview’]);」を残し、

「_gaq.push([‘_setDomainName’, ‘none’]);」と「_gaq.push([‘_trackPageview’]);」も、
双方に残したままにしてみました。
※メインサイト側は「_gaq.push([‘_setDomainName’, ‘none’])」はいらないかも..

[Google Code参考の変更箇所]

メインサイト用トラッキングコード

_gaq.push(['_setAccount', 'UA-1234567-89']);
_gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
_gaq.push(['_setAllowHash', false]);

カート用トラッキングコード

_gaq.push(['_setAccount', 'UA-1234567-89']);
_gaq.push(['_setDomainName', 'none']);
_gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
_gaq.push(['_setAllowHash', false]);

修正後トラッキングコード()

「_gaq.push([‘_setAllowHash’, false]);」を双方に足しただけです。
ほんとは、上記のもののみで、順番とか大丈夫かどうかは微妙です..。

<script type="text/javascript">

  var _gaq = _gaq || [];
  _gaq.push(['_setAccount', 'UA-1234567-89']);
  _gaq.push(['_setDomainName', 'none']);
  _gaq.push(['_setAllowLinker', true]);
  _gaq.push(['_setAllowHash', false]);
  _gaq.push(['_trackPageview']);

  (function() {
    var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true;
    ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'https://www') + '.google-analytics.com/ga.js';
    var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
  })();

</script>

非同期トラッキングコードのリンクとフォームの設定

リンクの時

<a href="https://cart.com/cart.cgi" onclick="_gaq.push(['_link', 'this.href]'); return false">カートへ</a>

フォーム<form>の時

<form method="post" action="https://cart.com/cart.cgi" onsubmit="_gaq.push(['_linkByPost', this]);">

数日経って、その後の経過ではコンバージョンはとれてますが、なんか違うような気もしますし、
そのままでもコンバージョンは取れるのかもと、ちょっとまだ心配もあるので、もう少し様子を見ているところです。

以下、設定。
※どなたかご教示頂けますと幸いです

Google Analyticsの非同期トラッキングコードとAdWords新レポートが正式公開-コードの設置場所変更追記

少し以前から、
Google Analyticsの有識者の方々の記事などで目にしていた、「非同期トラッキングコード」。

利用のメリットとして、

  • 全体的なページ読み込み時間が短縮される。
  • リッチ メディアやスクリプトの多いページへの訪問で、滞在時間が短い場合でもセッションを記録できる。
  • トラッキング コードを読み込む前に発生したクリックについてもデータを収集し保持できる。

とのこと。

中でも、もろもろ噂されている目的もありつつ、個人的にページ(サイト)の『読み込み速度』が短縮されることについては、
自分自身の検索体験からも、ちょっと気になるところです。

しかしながら、ちょっと気になるのが、クリックイベントなどでの記述も対応が必要らいしとのこと…。
一部サイトで変更はしたものの、その理由からちょっと様子を見て、変更していこうかと思います。

ちなみに公式アナウンスで、Google analytics でAdWords のレポートも追加されたとのこと。
GAとアドワーズとの連携強化は、非常に有りがたいですよね。


Analytics 日本版 公式ブログ: 成長し続ける Google Analytics のエコシステム
Google Analytics 非同期トラッキング コードとは – Analytics ヘルプ

P.S.
「非同期トラッキングコード」の設置場所が、Analytics ヘルプ内とかでは<body>開始タグの後となっていますが、
lt;head>内との記事も…。まずは<body>開始タグの後でちょっと試してみます。

【2010/6/1 コードの設置場所変更追記】
コードの設置場所が、以前は「<body>」となっていましたが、
本日確認すると、『</head>』の直前となっってました。

Google Analytics ヘルプ 「トラッキング コードの設定」
トラッキング コードの設定 – Analytics ヘルプ
「</head> 終了タグの直前に貼り付けてください*。
*非同期トラッキング コードの主なメリットの 1 つは、HTML 文書の一番上に配置できることです。これによって、ユーザーがページを離れる前にトラッキング ビーコンが送信される可能性が高くなります。JavaScript コードは <head> セクションに配置することが慣例となっており、このコードを <head> セクションの一番下に配置すると最高のパフォーマンスが得られます。

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