Googleショッピング内に価格比較と在庫確認ができるローカルショッピングが登場

独自ドメイン主体のECサイト 運営者としても、今後じわじわ来るのかなぁとGoogle Checkout も含め期待しているGoogleショッピング ですが、
本日より、価格比較やほぼリアルタイムでの在庫確認ができる、Google ローカルショッピング が開始されました。

Twitter でも「どこで?」みたいなつぶやきを見掛け、何かしら新しいサービスとしてのローンチかと思いましたが、
Googleショッピング内での機能追加 という位置付けでした。

» Google Japan Blog: Google ショッピングで実店舗の商品を検索

スマートフォンなどでは昨年より、米Google で利用開始されていたものと同様だとおもいますが、
Google MerchantCenter から利用が行えるようになりそうですね。

現状ではまだ、ローンチパートナー としての企業(販売店)のみの登録・利用のようですが、
一般のショップでの利用も、今後楽しみです。

最近、目にすることが多いO2O のフレーズですが、
各企業間での位置情報合戦がオフラインの場を含め、さらにスピードアップしてきました。

先日、AdWords商品情報表示オプション をちょっと試した際に知ったのですが、
通常では「+」ボタン をクリックされないと表示されない”この広告主の商品を表示する”での商品画像も、

Google ショッピング内ではデフォルト で表示されたりしますし、
文字通りの“Google ショッピング” としての普及に、今後ますます注目です。

GoogleのみんビズがJimdoで登場

今回の”みんビズ” については現状日本だけのようですが、スマートフォン用のサイト Mobilizeとは違い、
サイト作成のプラットフォームがJimdoっていうのがなんとも。

KDDI が提供するようになって日本語化され、やっぱ使いやすそうですしね。
※JimdoProが1年間無料で使えるようです

Google みんなのビジネスオンライン - みんびず
» みんなのビジネスオンライン

周知の通り、カートASP やモール関連のサービスも、テンプレートなどでのサイト(モール内外含め)作成ツールがあり、
基本的にはちょっとしたスキルと慣れで作成が可能ではありますが、今回のみんビズ だけではないですけど、とっかかりはアレとして、今後、管理場所など含めもっと簡易的(直感的?)に基本的なサイトが構築できるようになっていくんでしょうね。

そうなっていくと、「簡単に情報発信を行いたい!」という需要と、「◯◯したい!」とかより内容が求められたりと、
需要が二極化されていくでしょうし、そうなると逆に、サイト作成への認識もより変化し、

Web上でのプレゼンスが中心のサービス・商品展開している事業者さんから、デザイナーさん(制作者さん)へのさらなる理解の変化と、需要もさらに高くなっていくように思います。
また、Web担当者やその管理をされている方々も、今以上にさらに幅広い知識が必要になっていくようにも。

ちなみに、すごくアレですけど、紹介の動画の中で実際に利用された(レクチャーを受けた?)方が、”ホームページ” ではなく、”ウェブサイト” という表現を使われていたのがちょっと印象的。

今回の”みんビズ” でも、PayPalがECカート機能で使えるみたいですが、
そういった決済機能がもう少し一般的に利用されるようになると、EC界隈もまた、参入障壁が下がってさらに新しい事業者(とくに個人)が増えていくんだろうなと。

もともと流通、商品企画などの経験からも、さまざまな地域での職人さんたちによるすばらしい製品・商品があるわけで、
その情報提供にインターネットがもっと使われたら良いなぁとは誰もが望むこと。

“みんなのビジネスオンライン” がGoogle で開始されたのがちょっと印象的で、”官”とも連動で… のような文章を見た気もしますが、
ある意味、”Google だから”といったことでもあるのでしょうか。


» Google Japan Blog: みんなのビジネスオンラインで、日本のビジネスにウェブサイトを!

ウェブ進化のインフォグラフィック – The evolution of the web

Chrome の誕生3周年記念らしいのですが、
Google がブラウザ やJavaScript など、もろもろの進化の過程を表したインフォグラフィックを公開。

インフォグラフィック と表題されており、「HTML5だし!」と言われるとなぜか納得してしまう部分もありますが、
これもインフォグラフィックの一つとなると、今後、この手のものも色々でてくるんだろうなぁ。。

Google - The evolution of the web
» The evolution of the web – ウェブの進化

先日改めて公開された、GmailやGoogle calendar などをオフラインで利用可能なHTML5版のChrome アプリで、
ブラウザのキャッシュがストレージ変わり(?)になるような箇所を見て、進化の過程に改めて軽く感動も。

1996年にHTML5スタート
各ブラウザやToolTip をクリックすると、初代から現代までのバージョンや説明が表示されます。
HTML5 って2006年頃からだったんですね..。

The evolution of the webのMOZAIC
なにげに現在使っている中の一台のXP は、ちょっと様相が近かったりも..。

via: Google、Chrome立ち上げ3周年でHTML5のインフォグラフィックを公開 – ITmedia ニュース

Googleの+1ボタンにスニペットが追加。Microdataでサークルへの投稿も管理

昨日、なにかのサイトを見ていた際にいつも通り(?)にGoogleの+1ボタンを押すと、Google+ への投稿と思わしきコメント欄が表れ、
何かしらのプラグイン?と思い、ちょっといいなぁと思っていたところ、実際に機能の拡張があったみたいですね。

たしかに、今まで+1 ボタンを押してもSERP で表示されるほか、Google プロフィールページでしかとくに見たりすることがなかったですしね…。
※”Google” 自体がソーシャルネットワークとすると別?かも知れませんが..

Both sharing from +1 and inline annotations are rolling out fully over the next few days. To test these improvements right now, join our Platform Preview group.

Share bubble(sharebox?)というみたいで、今後ロールアウトされるらしいのですが、The Google+ Project(グループ)のPlatform Preview group に入ると先に使えるようになるそうで、
さっそく、そのGoogle グループに入ってみたところ、すぐに反映されて使えるようになりました。

Platform Preview group に入るとすぐに使えるように
※でも、昨日見たのはなんだったのか…

サイト管理者としては、+1 ボタンを押された際に表示される、「タイトル」、「説明文」、「イメージ(画像)」を、
Facebook のOpen Graph protocol ライクにMicrodata で設定できるそうです。

話はそれますが、 Microformats やYahoo! SearchMonkey のRDFaが、少し前にschema.org に統合され地味に嬉しかったのですが、

それまで補完という意味も含め、Microformats、RDFa、Microdata それぞれ同一ページに書いており、
同一ページでフォーマットを組み合わせて使用するのは避けたほうが良いというアナウンスがあり、そんなアレですけど一応、ちょいちょい修正中…。

Google +1ボタンのmicrodata でのタイトル、説明文、イメージ(画像)の指定方法

現状でMicrodata のitemscopeで指定できるitemtype は以下の4つみたいです。

  • Article
  • Local Business
  • Product
  • Other
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<body itemscope itemtype="https://schema.org/Product">
  <h1 itemprop="name">タイトルです</h1>
  <img itemprop="image" src="image-url"></img>
  <p itemprop="description">説明文です。</p>
</body>

各指定についてはbody内の各タグに、Microdata で指定するのが推奨のようですが、
head内にmetaタグでのOpen Graph protocol の記述でも大丈夫みたいです。

もしかしたら、こちらで既に対応済みのサイトも多いかも知れませんね。
ちなみに、head内でmetaタグにitemprop を指定する方法でも可能らしく、初めて知りました。

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<meta itemprop="name" content="Title Of Your +1 Content">
<meta itemprop="description" content="This would be a description of the content your users are +1ing">
<meta itemprop="image" content="images/cool-image.png">

その他、Microdata の指定がない場合、head内のtitle、description が利用され、画像は適切っぽいものを取得するようです。
また、それもない場合は、Google がページ内の適切なものを抜粋してくれるそうです。

詳細についてはこちらに説明があります。
» Adding the +1 Button – +1 Button API – Google Code

非同期での+1 ボタンコード作成ページに今回の拡張スニペットに追加するmicrodata のコードを書きだしてくれるものも設置されてました。
» plusone-button

AdWords商品情報表示オプションを試してみました

個人的に興味先行で気になっていたAdWords のProduct extensions(商品情報表示オプション) が、
いよいよ日本でも利用可能となり、ちょっと試してみました。

設定については、現状ではかなりシンプル。

事前にGoogle Merchant Center に登録を行っておく必要がありますが、AdWords アカウントにリンクしてあれば、
自動的に「広告設定オプション > 商品情報表示オプション」にマーチャントセンターのアカウントが表示されます。

表示させる商品については、マーチャントセンター内でなにかしらの調整が行えるようですが、
商品情報表示オプション を設定すると、関連した商品を自動的に表示してくれます。

設定後、説明ではおよそ12 時間ほどかかる場合があるとのことでしたが、
翌日確認した際にはすでに、プラスボックスが表示されていました。

実際のところ、どれだけのユーザーが商品情報表示オプションの「+」ボタンをクリックするかは、その他のSERP 上での変化と同様、ちょっと疑問は残りますが、
一見すると、サイトリンクも設定しているせいか、思ったよりは目につくように感じました。

AdWords商品情報表示オプションのテスト
※広告プレビューツール。会社のアカウントなので、一応(?)タイトルなどは消しています。

個人的にはできれば開いた状態で表示してくれたら…とも思います。笑

実際のところ、今日現在(2日目)でどのくらいクリックされているかというと…。

AdWords商品情報表示オプションの掲載結果

クリックしてくれてる!笑
※お見せするほどの件数や比較もなくて申し訳ないです。

ちなみに、

Google Merchant Center のアカウントに設定を追加すれば、特定のキーワードに対して表示する商品を調整することもできます。
Marchant Center アカウントで、商品情報表示オプションに使用する属性を更新する – AdWords ヘルプ

とのことで、表示させる商品情報など、マーチャントセンターへの登録feed へ属性を追加することで、変更・調整が可能のようです。

iPhone でも確認してみたのですが、スマートフォン では未だ、商品情報表示オプション の表示を確認できてません。

» Inside AdWords-Japan: 商品情報表示オプションで、もっとショッピングユーザーにアピール


20110819
Google ショッピングでは、商品画像が”展開”された状態で表示されてました。笑
GoogleショッピングでのAdWordsの商品情報表示オプションの表示のされ方

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