U.S.に続き、U.K.でもAdWordsのProduct extensionsが利用可能に

ECショッピング系としてちょっと、期待をしているAdWordsのProduct extensions。
今回、そのProduct extensions がU.K.でも利用可能になったそうです。

ちなみに、SonyStyle.com ではCVが9%向上したみたいです。

たしかに、ユーザーがSERP に表示された「+」ボタンをどこまでクリックするかという懸念もありますが、
仮に、表示さなれるとなると、まさしくYahoo!でのYahoo!ショッピングの差し込みのような感じなのかと。
※しかも、表示位置が一番上

もともとGoogle Product Search への登録などが必要なのかと思っていましたが、
Google Merchant Center への登録で利用が可能のようです。
※日本ではどうなるのかと..

Google Commerce Searchなども含め、仮に日本でもGoogle Product Searchや Google Merchant Center の利用が普及していくと、

やっぱり、『Google ショッピング』もあながちあったりするのかも?と思ってしまいます(笑)。

AdWords Product extensions

Product extensions now available to all U.K. advertisers – Inside AdWords

AdWordsでACE(キャンペーン エクスペリメント)が使用可能に。忙しい担当者にも重宝する気も。

本日、AdWordsでACE(キャンペーン エクスペリメント)が使用可能になったとのアナウンスがありました。

基本的には、キャンペーンや広告グループ内の要素をテスト運用できるものですが、
日本版でも早く使ってみたいと、ちょっと楽しみにしていた機能です。

通常のテストでは、ある一定の期間を設け、比較対象となる期間とそのテスト要素を比べるのですが、
しかしながら、天候、実施時期、競合他社などなど、そこには様々な要因の『違い』が含まれていきます。

そこで、今回のACE(キャンペーン エクスペリメント)は、
その要因の変化に関係なく、比較元(通常の設定状態)とテスト設定を、『同時期(同時)』にテストを行えるというもの。

しかも、どの程度テスト設定を表示させるか(実行するか)も指定でき、テスト内容の設定を行っておけば、
自動で終了まで行えます。

皆さま、様々な仮説をたてテストを実施し、更なる成果獲得を目指して運用をされていると思いますが、
このサイクルを回すのは、必要と分かっていてもなかなかリソースが必要になってしまう時もあります。
※なんらかのツールもありますが

実際の運用を通して、しかも同時期に『仮説を検証』でき、
多忙な運用担当者にも、けっこう重宝する機能の一つのようなものではないでしょうか。

Inside AdWords-Japan: AdWords キャンペーン エクスペリメントがすべてのアカウントでご利用いただけます

テスト用の広告文を作成する時とかに、
「www.example.com?type={aceid}」というパラメータ(ValueTrack タグ)というものも初めて知りましたが、

www.yoursiteinfo.com?type={ifsearch:GoogleAdWordsSearch}{ifcontent:GoogleAdWordsContent}

というような使い方ができ、検索ネットワークとディスプレイネットワークでのトラッキングができるそうです。

Google Analyticsで参照元とか取れるのでしょうか、個人的にちょっと課題多めのディスプレイ広告やイメージ広告の、
掲載先の選定などにも使えそうです。

cf. 検索ネットワークやディスプレイ ネットワークでのクリックをトラッキングする – アドワーズ 広告 ヘルプ

米Google 画像検索にImage Search Ads登場

Google の画像検索にのUI が変更され、
新たにAdWords の『Image Search Ads』が追加されたそうです。

日、米含めちょっと検索してみましたが、それらしいものはまだ、見付けることができませんでした。

今後、新たに追加されてるかも知れない、AdWords のベータテストの中にあるような、
よりGoogle Products を意識しているImage Search Ads には、個人的にちょっと期待してしまいます。

AdWords Image Search Ads

そうなってくると、日本でも『Google ショッピング』も意外と近いかも知れません(?)。

Google Product Search

Google、画像検索機能の強化に合わせて新しい広告機能を発表―商品のサムネールが使える

YouTube 動画ターゲティングツールが日本版公開

いよいよ、「YouTube 動画ターゲティングツール」が日本語対応となって登場しました。

インストリーム動画広告など、まだ日本の動画未対応のものなど、
ますます、Google がYouTube 関連に注力されていくようにも思いまし、

YouTubeについては、Google動画検索結果などもあり、ちょっとAdWordsの期待値が高いのですが、
そのターゲティングなどについては、まだまだ未知の部分が多々あります。

もろもろの整理含め、改めてYouTube 関連をまとめたいと思います。
※”魅せる広告”も、今後さらに注目されていくようにも

https://www.youtube.com/watch?v=sRiZg6M3QuI&hl=ja&fs=1
Inside AdWords-Japan: YouTube 動画ターゲティングツール 日本版リリースのお知らせ

コンバージョンオプティマイザーの「目標コンバージョン単価」と「上限コンバージョン単価」の違いとは

先日追加となった、AdWords コンバージョンオプティマイザーの「目標コンバージョン単価」。

目標コンバージョン単価

平均コンバージョン単価を設定できる。

上限コンバージョン単価

上限クリック単価と同じように機能し、上限コンバージョン単価が設定でき、
実際の平均コンバージョン単価は、設定価格より低くなる。

コンバージョン オプティマイザーの新しい入札方法の詳細オプションについて(目標コンバージョン単価と上限コンバージョン単価) – アドワーズ 広告 ヘルプ

目標とするCPA がある程度決まっているのであれば、
「目標コンバージョン単価」の方が管理しやすいというフレコミであり、

アドワーズ ヘルプの説明から、個人的な解釈だと「上限コンバージョン単価」の設定を行った方が
若干、広告の掲載などが抑え気味になりそうな印象を受けますが、

実際のところ、その設定の『違い』による「メリット・デメリット(?)」が若干曖昧だったため、
少し、その相違点などについてまとめてみました。
※若干気になってしまって…

ちなみに、具体的な数値を基にした訳ではなく、
あくまでも推測と、Google からの問い合わせ回答を基にしたものです(悪しからず)。

まとめ

上限コンバージョン単価

常に設定された上限単価を超えないよう「制限」されるため、
広告の掲載が若干、『抑え気味』になる。
ただし、予算設定などがシビアな時などは、調整が行い易い。

目標コンバージョン単価

あくまでも「目標」の為、実際のコンバージョン単価は設定単価より高くも低くもなる。
しかも、上限設定がないため、『大きく上回る可能性』もあることから、それがリスキーとなり得る。
ただし、『コンバージョンをとにかく重視したい場合』は、目標コンバージョン単価の方が良い。

設定単価を大きく上回る可能性は確かにリスクといえばリスクですし、
CPAを利益度返ししてというのでは全く意味がありません。

しかしながら、リーチや可能性を考えると、
求められるかも知れない、効果(コンバージョン)の最大化を目指したいところです。

タイミング・時期などで若干費用を抑えたい時などもありますし、
基本的にはそのバランスとなるのでしょうが、

やはり、可能性(リーチ)は最大化して、可能な限り費用は抑えめといきたいところです。

もし、気になっていた方がいらっしゃれば、ご参考までに。

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