AdWordsショッピング広告のデータフィードの商品アイテムの自動更新のGoogleマーチャントセンターでの設定方法

AdWordsのショッピング広告で利用するデータフィードで、その商品在庫数や価格の変更を通常のフィード更新作業とは別に自動更新を行える機能(設定)のGoogle Merchant Centerでの設定方法です。

2016/06/14のオフィシャルブログでは “本投稿は 2014 年 9/30 に投稿された英語記事の日本語訳です。” とあり、
現時点(2016/06/16)でも下記の図のように”現在、次の国の商品アイテムには、特定の警告に応じた自動更新は適用されません。”と表示されるため、設定はできますが今だ日本では未対応の様子。

Googleマーチャントセンターでの設定方法

現在、Googleマーチャントセンターでのアカウントは複数のサイトを登録(AdWords MCCのような)したマルチクライアント アカウントを使っているのですが、
親となるマルチクライアント アカウントで設定を行なうと、紐付いている子アカウント(サイト)の設定も一括で設定が可能です。

Googleマーチャントセンターで複数のサイトを登録する方法

「設定 > 商品アイテムの自動更新」より設定が行えます。

Googleマーチャントセンターでの商品アイテムの自動更新の設定方法

自動更新を行なう対象は、次の属性のから選ぶことができます。

  • ・価格のみ
  • ・在庫のみ
  • ・価格と在庫
Googleマーチャントセンターでの商品アイテムの自動更新の設定方法

親アカウントの自動更新の設定箇所では設定後もエラーメッセージは表示されませんでしたが、
小アカウントの自動更新設定箇所を見ると、”現在、次の国の商品アイテムには、特定の警告に応じた自動更新は適用されません。日本”と表示されていました。

Googleマーチャントセンターでの商品アイテムの自動更新の設定方法

気のなる自動更新の頻度とは?

通常のデータフィードの送信以外で更新されるその頻度はどのようになっているのか詳細を見てみましたが、どうやらサイトのクロール頻度に準ずるようで、具体的な更新頻度の説明は見つけられませんでした。

商品アイテムの自動更新は、時間どおりに更新作業を行うため、お客様の商品のランディング ページにどの程度の頻度でアクセスできるかに左右されます。Google Search Console を利用すると、お客様のウェブサイトを Google がクロールする速度を変更することができます。

また、自動高銀の設定を行っても通常のデータフィードの更新は必要です。

商品アイテムの自動更新は、データフィードや商品データの通常の更新作業の代替になるものではありません。商品アイテムのごく一部を対象に、価格や在庫の情報の正確性に関する問題を修正するためのものです。商品アイテムの自動更新ですべての商品アイテムに対応できるわけではないため、正確な商品データを定期的に Google ショッピングに送信していただく必要があることに変わりはありません。

商品アイテムの自動更新 – Google Merchant Center ヘルプ

価格や在庫の変動が早い商品についてはコンテンツ APIの使用を進められていますが、その更新頻度により利用してみたいですね。

AdWordsのプレースメント検索でyoutube.comが表示されない

わりと以前ではありますが、AdWordsでYouTubeへのプレースメントを指定する際に、
下記のような属性や掲載場所、カテゴリなどの詳細がしていできたはずなのですが、最近ではプレースメント検索にすら、YouTubeって表示されなくなっていました。

youtube.com::Entertainment 300×250,Middle right
youtube.com::Music 300×250,Middle right
youtube.com::Sports 300×250,Middle right
youtube.com::Women 45-54, Multiple locations
youtube.com::Women 18-24, Multiple locations
youtube.com::Women 25-34, Multiple locations
youtube.com::Women 35-44, Multiple locations
youtube.com::Women 65+, Multiple locations
youtube.com::Entertainment > Dancing 300×250
youtube.com::Fitness 300×250
youtube.com::Videos Pages 300×250,Middle right
youtube.com::Gymnastics 300×250
youtube.com::Child Care 300×250
etc

一応、現状でも上記のような指定も「複数のプレースメントをまとめて追加」で指定箇所を直接記述して追加すれば設定できるようですが、
トピックやインタレストなど、現状では別途ターゲティング指定があるためでしょうか。

複数のプレースメントをまとめて追加

また、オーバーレイなど動画を指定する以下のような指定も見当たらず、こちらも現状では詳細指定は不可(別途ターゲティング指定にて)のような感じ。

googleadsensevideosite.com/ca-pub-6219811747049371::Travel
googleadsensevideosite.com/ca-pub-6219811747049371::Home & Garden
googleadsensevideosite.com/ca-pub-6219811747049371::Beauty & Fitness
googleadsensevideosite.com/ca-pub-6219811747049371::Hobbies & Leisure
googleadsensevideosite.com/ca-pub-6219811747049371::Food & Drink/p>

ちなみに、基本的にYoutubeへのプレースメントを行うには、「youtube.com」のみの指定でOKとのことでした。

Googleマーチャントセンター データフィードでJANコードが存在しない商品について

AdWordsのショッピング キャンペーンでも利用される。Googleマーチャントセンターのデータフィードの作成時参考となります。

「ファッション、アクセサリー > ファッション」とそれ以下のカテゴリに登録する場合、
ブランドbrandと国際取引商品番号(国内はJANコード)gtinもしくは製品番号mpnのどちらか1つを指定する必要があります。

※すべてのカテゴリではブランドbrand、国際取引商品番号gtin、製品番号mpnのうち少なくとも3つが必要。

その際に、オリジナル商品など国際取引商品番号(JANコード)が存在しない商品の場合、
ヘルプページにも記載があるようにidentifier_exists属性にFALSEを返す必要があるのですが、

この時、ブランドbrandと製品番号mpnを記載している場合、identifier_exists属性(gtin属性も必要なし)の記入がなくても大丈夫とのことでした。

また、availability属性での在庫ありin stock、在庫なしout of stockの表記もxmlで記述する際に、下記のように「_(アンダー)」の記述も必要なく、記述があるとエラーとなるようです。

1
2
<g:availability>in stock</g:availability>
<g:availability>out of stock</g:availability>

ブランドbrandと製品番号mpnだけでOKとのことですが、しかしながら可能であればすべての記述は行っておきたいですよね。

商品フィード仕様 – Google Merchant Center ヘルプ
https://support.google.com/merchants/answer/188494

AdWordsキーワードのマッチタイプ「類義語」と「類似パターン」の違い

今回完全一致に含まれる「類似パターン」と、部分一致で許容される「類義語」の違いについて、
完全一致のキーワードマッチタイプの設定オプションが廃止される(誤字や表記ゆれなどの類似パターンを含める)件もあったことから、
せっかくなのでキーワードマッチタイプの拡張について下記ページであらためて確認してみました。

キーワードの類似パターン

関連性の高い検索で広告が表示されるチャンスを最大限に高めるため、広告はキーワードの類似パターンに対しても自動的に表示されます。類似パターンには、誤字、表記のゆれ(例:「振り込み」と「振込」)、略語、英単語ではさらに単数/複数の違い、語形の変化(例:「floor」と「flooring」)、頭文字などの短縮形、アクセント付き文字が含まれるため、こうしたキーワードのパターンを個別に追加する必要はありません。

完全一致やフレーズ一致のキーワードの類似パターンに対して広告を表示したくない場合は、完全一致とフレーズ一致のターゲティングを絞り込むことができます。

キーワードのマッチ タイプを活用する – AdWords ヘルプ
https://support.google.com/adwords/answer/2497836

では、語形は違っても意味的に同じである「類義語」は?というと、
残念ながら同一記事内には掲載がありませんでしたので、この際お問い合わせしてみることに。

「類義語」と「類似パターン」の違いについての回答

「類義語」と「類似パターン」の記載ですが、こちらの違いについてご説明いたします。

類義語の例:「家」と「住宅」/「ホテル」と「旅館」語形は異なっていても、意味が同様であると判断されている言葉を指します。

類似パターンの例:「振り込み」と「振込」/ 「バイオリン」と「ヴァイオリン」送り仮名やカタカナのゆれ、誤字脱字等を指します。

今回ブログポストされた内容は、全てのマッチタイプにおいてこうした類似パターンのキーワードで広告が掲載されるようになった旨のお知らせでございました。

Google AdWords チーム

適格で分かりやすいご回答…、ありがとうございました。
以上、現場からでした。

Googleショッピング データフィードの商品価格は税込表示が必要 – MovableTypeの消費税計算例

そろそろAdWordsでの商品リスト広告(PLA)もショッピングキャンペーンへアップグレードが必須となってきますが、
消費税率が5%から8%に変わり、データフィードの価格って税込みなのか、本体価格のみでもOKなのかちょっと迷いつつ、ECでは本体価格表示のためそのまま税抜き価格を利用していました。

Google Merchant Center

しかしながら、ショップ上では税抜き表示であっても、実売価格(税込み)での表示がフィードデータでは必要のようで、Google ショッピングよりご指摘をいただきました(汗)

たぶん自分もなにかしら見落としがあったのだと思いますが、もしかしたら修正されていない方もいらっしゃるのではと思い、ご参考までに。
AdWordsでのアップグレード時期も関係しているのか、こまめにチェックをされているのはAdWords利用者としてもありがたい気もします。

該当のショップがMovableTypeであったため、そちらもあわせて参考までに。
※ASPとかもう対応してるのだろうか…。

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<!--xml-->
<$mt:price setvar="tax_calc"$>
<!--mt:priceはカスタムフィールドの値-->
<mt:SetVar name="tax_calc" value="1.08" op="*">
<mt:SetVar name="tax_calc" value="0.5" op="+">
<!--tax_calcに0.5を足して、小数点以下を切り捨て-->
<mt:GetVar name="tax_calc" regex_replace="/(\d*)\.(\d*)/","$1" setvar="tax_include">
<$mt:GetVar name="tax_include"$>

参考:MTタグで「四捨五入」の計算をする | MovableType.jp

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