ディスプレイ広告作成に特化したGoogle Web Designerを提供開始

Google から、ディスプレイ広告作成に特化したWeb Designer というツールが提供開始となりました。
DoubleClick やAdMob の広告用のパブリッシュがついていたり、表現豊かなイメージ広告を作成するのが主の目的のようです。

個人的にはAdWords のディスプレイ広告ビルダーもけっこう便利で気に入ってたりしますが、より表現豊かなイメージ広告が作成できるようです。
また、HTML5とCSS3、JavaScript での書き出しも行えるようで、そのエディターもちょっと気になったのでダウンロードしてみました。

Google Web Designerの新規ファイル作成

日本語もすでに対応済み。見た目はちょっとPhotoshop とFireworks っぽい印象も感じますが、新規ファイル作成画面はこんな感じ。
ファイル拡張子(?)にDoubleClick やAdMob も選択可能です。

Google Web Designerでのイメージ広告作成画面

実際の広告です。Adobe系のグラフィックツールを使ったことがある方であれば、なんとなくそれっぽい印象を感じるのではないでしょうか。
ちなみに、3Dコンテンツ作成なんかもぐりぐりと(笑)

Google Web Designerでの3Dコンテンツ作成画面
次にいよいよ、ちょっと気になっていたエディターです。
※エディター系ツール好きです。

Google Web DesignerのHTMLエディター画面

ファイルは基本、HTML、CSS、JavaScript、XML といったところ。わりとシンプルな印象。もしかしたらコード補完などもあるのかもしれませんが、ちょっと詳細見てません。
ちなみに、ブラウザプレビューは可能でした。

Google Web Designerでのブラウザプレビュー

こういったツールを”無料”でといったところが、なんとも魅力的です。

ぜんぜん話が変わってしまいますが、今回のGoogle Web Designer でも広告作成以外に一部代用可能かもしれませんし、もしかしたら何かあるのかもしれませんが、
Google からもオーサリングツールやエディタ、グラフィック系のツールをぜひ提供していただけることを期待しています。

まったく表示されないキーワードはアカウントの品質へ影響するかどうか

現状管理しているアカウントでは、もろもろの理由から完全一致を基本とし、他のキーワードマッチを適宜利用していて、
完全一致を基本にキーワードの管理を行なっている方であれば、概ねそうであろうように、思い付くキーワードやフレーズを随時登録し、パフォーマンスによっては削除・停止を行なっています。

そうなると、各広告グループ内にそれ相応の数のまったく表示されないキーワードが存在していくかと思います。
そこで気になるのが、キーワードが表示されないことでのクリック率などのアカウントの品質への影響

数回でも表示されていれば、なにかしらの影響はあるのかも?と思うのですが、表示「0回」の全く表示されないものについてはどうなんだろうかと思い、
かなり昔ではありますが、AdWords については問い合わせを行い、以下のような回答をもらい、そのまま受け止めて管理しています。

AdWordsヘルプ
「検索ボリュームが少ない」と表示されるキーワードが、アカウントの品質に害を及ぼすということはございません。
しかしながら、「検索ボリュームが少ない」と表示されるキーワードは、ユーザーによってほとんど検索されないキーワードであり、そのキーワードでの表示回数も望めないと考えられますので、キーワード自体の見直しをお勧めいたします。
“検索ボリュームが少ない” と表示されているキーワードが存在したとしても、アカウント全体の品質スコアに悪影響を与えることはありません。(アカウント全体に影響を与えるクリック率は、検索ネットワークで実際に表示された広告に限っての話で、広告が表示されなかった場合や、自動的に停止されたもの、一時停止・削除された時のクリック率 0% は、影響しないということです。)

しかしながら、Yahoo!リスティング がスポンサードサーチ Ver.3へ移行され、現状ではAdWords のように各キーワードごとに品質インデックスの評価が行われることから、
Ver.3 へ移行した今、スポンサードサーチ でも表示されないキーワードは、アカウントへの影響はないのだろうかと改めて疑問に思い、問い合わせを行なってみました。

以下、問い合わせへの回答。

Yahoo!リスティング広告 お客様サポートセンター
スポンサードサーチ Ver.3では品質を評価する際、アカウント全体の評価も加味するため、アカウント内にパフォーマンスの低い(インプレッションに繋がりにくい)キーワードの存在が品質の低下につながる可能性がございます。
つきましては、キャンペーンまたは広告グループ内にインプレッションが発生していないキーワードがある場合には、恐れ入りますが削除いただくことをお勧めいたします。
また、下記ページをご確認のうえ、インプレッションに繋がりやすい、キーワードをご登録いただくなど、ご登録内容を精査することで効果的な広告運用に繋がる可能性がございます。よろしければご参照ください。

インプレッション数を増やすには

https://listing.yahoo.co.jp/online/solution/04_1.html

…。

Yahoo!リスティング では、まったく表示されないキーワードについても、その存在自体がアカウントへの品質低下に関連しているらしいとのこと。
正直なところ、完全一致押し と思えなくもないですが、クリック率が大きな影響があると思いますが、こと「インプレッションにつながりにくい = パフォーマンス低下」ということであれば、納得できなくもないような気も。

管理上ので言えば、表示されないキーワードが少ないに越したことはないですが、なんとも悩ましいかなぁと。

P.S. 各社丁寧にご回答いただき、ありがとうございます。

Google AdMob モバイル動画広告が"魅せる"

iPhone やAndroid を筆頭に、スマートフォン系の「広告」(アプリとかの)が徐々に姿を見せていますが、
今回の、iPhone用インド ケララ州観光局のMobile Video Adsはちょっと”魅せて”くれる感じです。

ユーザーの使われ方はもろもろあるにせよ、広告での「クリエイティブ」要素の本領発揮でしょうか。

AdMob Mobile Video Ads
Kerala Tourism Board Innovates with Mobile Video Ads – Google Mobile Ads Blog
※実際の動画はサイトにてご覧ください

広告で、HTML5(+JavaScript+CSS3)の片りんも話題に上ることが多くなってきましたが、
こちらも”魅せます”。

https://www.youtube.com/watch?v=a-_xa_m7MXU&hl=ja&fs=1
5 Ways HTML5 Is Changing Mobile Advertising

Googleと任天堂による、検索キーワード機能を使ったゲームの登場?

詳細は定かではありませんが、
Google と任天堂による、「Google 検索」を使ったWii のゲームがでるかも知れないようです。

これで、少しは「キーワード」関連のマーケティングに役立つ(?)かも知れませんね 笑。
これからは、マーケティングもゲームを使って学んだりする時代!?

Googleと任天堂による、検索キーワード機能を使ったゲームの登場?
Nintendo and Google Making a Search Game for Wii

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