正しいと言い切れるかどうか。

いつもお世話になっている方から、おすすめとのことで不意に送られてきたポッドキャスト。

表面的や流行りに釣られて人に伝播する方ではないため、より興味をそそられ耳を傾けてみました。

  • 認知価値×レバレッジ
  • 意味的価値
  • 中長期合理性
  • 理論があるとコンセンサスが得られやすい
  • 金融価値市場 / 意味価値市場
  • 動機が善かどうか(悪か)大慈(0をプラス)悲(マイナスを0)、慈悲に伴う事業をする
  • 文化にどれだけ寄与するか

日頃、事業を行う上で漠然と心に引っかかりブレずにいることを言語化され、ひとつなぎの理論として聞け、後半に行くにつれ胸の高まりを感じました。

何を意味し、何につなげられるか

弊社の美容室の事業の中でのキャリアッププランとしての独立や今回の男性用美容室のメンズサロンOPENの運営コンサルティングついてもそう。

遥か前に自身が美容業と離れていながら、ずっとキャリアを積んできた美容師の方には恐縮ではあるが若い美容師さんたちに行う一つの年長者の姿勢として、新しい道を提示することも必要なのではという想いのもとで始めました。

どこを切っても”正しい”と言えるか

全事業共通して絶対にゆずれない、ブレてはいけない指針としてスタッフに何を聞かれても後ろめたさが無く、言い切れるかどうか。

その判断に”善”としての正しさを持ってルールを決め、判断しているかどうか。

なにかしらの社外の仕組みを使うにしても、それを使うことの金銭的なメリットを得るために正しさを曲げていないか、本来の意味にそっているのか。

間違うこともありますが、社内外から問われたときに正しいと言える判断を常にする。

そうでないと働いているスタッフ、お客様としっかりと向き合うことなどできない。
スタッフもここで働いていることを到底誇れない。

正しいことをしながら利益を生む、返す

「理想を言っても儲かっていないと…」、もちろん事業を行う上で利益を生み、お客様・スタッフ、つながっていく様々な方々へ還元できないと責任のある仕事ではない。

正しいこと”だけ”で本当にに事業は成り行かないのか?
7年前に美容室をはじめたひとつの挑戦でもありました。

まだまだ自社としての拡大を目指していますが、何のための拡大か、そこにどんな意味があるか、正しいか。

ブレない指針として邁進します。

時間×事象。未知数の将来と不可逆な過去の受け止め方

この瞬間(現在)以外の将来、過去の受け止め方がここのところ変わってきた。

過去に対しては反省・後悔が大きく頭に残り、その延長上である現在を焦りとともにどこか悲観的に受け止めていた。

現在からの未来についてはその過去からの悲観的な見方からもあってか、将来的な目標・達成してきた結果を含めてもどこか悲壮感というか、焦燥感みたいなものが根底にあった。

経験と年齢からくるものなのか、その過去・現在・未来の捉え方が変化している自分に気付いた。

まだまだ会社として、自身が成し遂げたいことは道半ばどころか年齢を考えると焦りと苛立ちに似た感覚は常にある。

ただ、一番の変化は少し先の将来、数年後、それ以降に起こるであろう何かしらの事象への恐怖心みたいなものが和らいだと感じる。

楽観的になった。ということでもなくこれからの「時間×事象」に対し、どこか楽しみになっている。

なぜかと考えると、過去、いろいろなコトがあった中で今にいたり、そのほぼ全てといって良いほど想像していなかった現実が今にあり、向かっている目標もより高みを目指している。

現在の状態を「必然」と言えばそうなのかもしれないが、正直自身を持って言い切れるほどでには程遠い。

足りなさ、申し訳無さ、弱さ、憤り、焦りは昔以上に感じる部分もたくさんある。

そでれも将来へを想ったとき、少し前と全く違う胸の高まりを感じる。
こんな至らない自分ながら心強いスタッフたちや常にサポートしていただける業者さんの方々といった、「人」に恵まれているからこそよりそう思える。

過去は戻れない。戻ってやり直したいことなど多々あるが、不可逆だからこそ良いのだと素直に思える。

当たり前などない。決まり切ったものなどない。過去が現在になり、将来につながっていく。

ただ、そこに未知という要素を多く含ませ、なにが待ち受けているのかを楽しみにできる自分でありたい。

次女も保育園がはじまり家族全員が新しい生活になる。妻や娘たちとの生活もけっして想像できたことではない。

言葉をお借りすれば稲盛和夫氏の「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ではないが、将来は面白く受け止めたほうがより積極的になれるように思う。

はじめての一歩。ゆっくりで良いよ。

おかげさまで1歳を過ぎ、文字通りすくすくと育ってくれている娘。
今では少しずつですが歩き始めました。

当初は泣きじゃくっていた保育園もすっかり楽しみなようで、先輩園児の子たちにも恵まれ先生はじめ皆さんにかわいがってもらえているよう。

体も健康そのもの。
風邪っぽい感じは何度かあったが、1歳過ぎまでこれといって高熱を出すこともなかった。

でもやはりその時は来るものですね…。

先日来ました高熱。
数日熱が続き、その後は下痢(今でもやや継続)→ おむつかぶれ(これも初)で沁みて大変→ 突発性発疹を疑う高熱。

今では少し下痢が続いている程度になってきましたが、しっかりと自分ももらいました。39度超え。
風邪っぽいことはあっても高熱を出したのはたぶん20年以上ぶりぐらい。

とくに小さなお子さんを育てながら仕事をするって本当に大変。
理解の深い会社さんも増えてはいるのだろうけど、国として社会として、本当に少子化を改善しようという環境・制度になっているのだろうか。

仕事に復帰しながらもずっと娘を大切に一生懸命子育てをしてくれている妻には本当に感謝。
感情表現が苦手(少ない?)自分とは真逆で愛嬌豊かに育っている様子を見ると、妻の影響の多大さを感じる。

「ママ!」「パパ!」や「これ?」など、言葉っぽいワードを少しずつ発するようになったり、ご飯がたくさん食べれるようになったり、少し目を離しても一人でも遊べるようになったり。
ひとつひとつできることが増える彼女の姿を見ることが本当に楽しい。

いつしかはじめてのこともあたり前に感じていくんだろう。
外食も一緒に行けるようになり、お店によっては一緒の物を食べれるようになったり。

大きくなったら一緒にあれやこれやしたいなと思う反面、本音は出来る限りゆっくり大きくなって欲しい。

太ももやふくらはぎのもちもち感もあと少しかな。

【美容室運営会社 初受賞】静岡県主催 2022年度「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰を受賞しました

ノミネートをご推薦いただき、数ヶ月に及ぶ審査やヒアリングを経てこの度、弊社が静岡県主催 2022年度「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰受賞することができました。
弊社はデザイン・マーケティング事業、業務代行事業、美容事業を展開させていただいていますが、その中でもとくに弊社の美容師としての働き方に対して着目していただき、美容室運営会社では初の受賞。

美容師の働き方は課題が多いとご指摘をいただくことが多い業界です。

弊社が美容室運営を始めたキッカケのひとつとして、そんな旧態依然の働く環境ではなく他業種と比べても劣ること無い雇用環境と待遇、また、属人性の高い専門職だからこそ多様な働き方を希望する受け皿として会社が環境を用意できれば、もっとさまざまな方々に活躍の場を提供できるのではないかと考え、関連会社様や関係各位のご協力を得て、およそ3年前に美容室の運営をスタートしました。

「美容師として。安心でゆとりある働き方を。」

そんなコンセプトのもと、「スタッフ自身が働きやすい環境だからこそ、お客様へのサービス向上にもつながる」を弊社のぶれない美容室運営の指針としています。

同じ業界同士で内部から見ただけの働きやすいを比較しあい唱えるだけではなく、他業種目線で一般職と遜色ない環境と待遇、業種の特徴を活用した個々の個性を尊重した働き方を創作していくことが弊社の課題であると考えています。

今回の県主催の「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰受賞については行政・担当課の目線で全ての業種同一の「安心で働きやすい環境整備」が整えられているのかという厳選なる審査を受け、受賞をさせていただきました。
子育てに優しい企業・働きやすい企業として制度が整えられていると認定をいただけたことは、まだまだ勉強不足の自分ではありますが、現時点での自社の制度・環境に対しての確認ができました。

今回の受賞を、スタッフが自身の職場に対しての自信につながったと喜んでくれたことが本当に嬉しい。

美容師になって良かった。安心して続けていきたいと思ってもらえる環境であること。

とくに多様な働き方・環境が必要な子育て世代の方が働きやすい環境であることが、ひいては全てのスタッフやこれから結婚出産を検討したい方、より個人の特徴を活かして活躍されたい方などへも働きやすい環境につながる。

弊社の携わる全ての事業のスタッフが「働きやすい」と感じてもらえる環境であることが、お客様へのサービス向上につながると思っています。

今回の受賞に関して川勝県知事をはじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました。

【美容室運営会社では初受賞】静岡県主催 2022年度「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰受賞 - 株式会社アリー
【美容室運営会社では初受賞】静岡県主催 2022年度「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰受賞 - 株式会社アリー
【美容室運営会社では初受賞】静岡県主催 2022年度「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰受賞 - 株式会社アリー
【美容室運営会社では初受賞】静岡県主催 2022年度「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰受賞 - 株式会社アリー

2022ふじのくに子育てに優しい企業取組事例集
2022ふじのくに子育てに優しい企業取組事例集 - 株式会社アリー
ふじのくに子育てに優しい企業 ロゴ

「子育てに優しい」 静岡県、10事業所表彰 仕事と両立など|あなたの静岡新聞

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1193319.html

株式会社アリー
allie – meet new scenery
https://allie.site

美容室 ル・レーヴ 船越店
https://lereve-funakoshi.jp

普段であればありえない選択。その選択が結んだ道。

会社設立日ということもあってか、今に続く起点のひとつに寝坊にあったことを、ふと。

普段ならすることはないであろう「選択」が、その後の新しい道へ続くことも。

決して時間を軽々しく破ったり、ましてや寝坊による遅刻などは皆無。
地元浜松で美容師としてキャリアをスタートさせ、お世話になっていたお店で本店のチーフという役職もいただいていたが、ある出来事を機に20代半ばを前に退職。

その時、ありがたいことにいくつかのお店からお誘いをいただき、そのまま浜松で美容師を続けるつもりだった。

お声掛けいただいたお店のなかでも地方の美容室では当時珍しく、地方発信で都内(たしか原宿)に支店を持ち、撮影なども頻繁に行っていた憧れもあったお店からもお誘いいただいた。

ほぼほぼ、そのお店に決めていたが、店長の方との面接のお約束をした当日の朝、なんと寝坊して起きた時点で面接の時間を過ぎていて、今でもその時呆然としていたのを覚えている。
その時、よほど気が動転していたのか、あろうことかそのまま連絡も入れず無断で面接をすっぽかした。
無礼にもほどがある。

それでもその後、先輩などを通じて改めて何度かオファーをいただいたが、面目なさすぎてお受けできなかった。

もともと美容師としては35才で引退、店舗運営を主に行なっていきたいと考えていたこともあり、いずれ美容師に戻るとしても美容師以外の経験も必要ではと考え、営業会社でお世話になることになり、その後、営業企画へ。

数年その営業会社でお世話になり、東京のグループ本社に呼んでいただき上京。

転職後、ウェブの世界に携わることになり、その後、地元浜松市へ戻り起業。
事業のひとつとして美容室を経営させていただき、良いスタッフたちとのご縁もあり、まだまだではあるが美容業の次の目標も。

先を全て見通した選択などできるものではないが、普段であれば決してしない選択(朝寝坊による遅刻)が、新たな道を開くこともある。

株式会社アリー 設立当時のブログ

会社設立しました – 株式会社アリー(allie Co., Ltd.) – blog

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