ClamXavが有料になったので常駐監視付きのVirus Scanner Plusをインストールしてみた

ずっとセキュリティアプリとしてお世話になってきたClamXavですが、いよいよ有料版に移行するということで、
改めてMacのセキュリティアプリを再検討してみました。

Macについては「とくにウイルスアプリはいらないんじゃない?」という意見もあるかとは思いますが、
仕事用のマシンということもあり、念のため可能な対策は行っておきたいなあということで。

アプリを物色してみると、やはり無料版ではなかなか良さそうなものもなく、性能&信頼性的にはシマンテックになるのだろうけど、ちょっと個人的(?)に別のものが希望で探してみました。

もろもろと見てみた中でとくに参考にしたのが以下。

Mac OS X under attack – 10 security packages put to the test
https://www.av-test.org/en/news/news-single-view/mac-os-x-under-attack-10-security-packages-put-to-the-test/

また、機能的面での個人的な希望は…。

  • ・動作が軽い
  • ・常駐監視が可能(ClamXavはSentryが必要でしたが)

そういった面で決定したのが「Virus Scanner Plus」。
※AV-TESTの記事での「Bitdefender Antivirus for Mac」は、App Storeでは「Virus Scanner Plus」。無料版の「Bitdefender Virus Scanner(常駐監視なし)」もあります。

気に入った点としてはやはり軽量っぽいということと常駐監視が可能。そしてMac向けだけでなくWindows向けのウイルスも対応しているという点。
また、サブスクリプションではなく買い取りアプリということもうれしいポイントです。

さっそくですが以下、インストール方法。

App StoreからVirus Scanner Plusをインストール

Virus Scanner Plusをインストール

ClamXavとかと違い、App Storeからダウンロードできるという点もちょっとした安心材料ですね。
現時点(2015/08/26)で価格は3,600円でした。

Virus Scanner Plusを起動

Virus Scanner Plusを起動

Virus Scanner Plusを起動するとまずは保護されていない状態なので、「Turn Continuous Scan ON」をクリック。

保護対象を選択

Virus Scanner Plusの保護対象を選択

そのまますべてを保護対象にする場合は、「Increased protection」を選択し、「Grant access」をクリック。

Virus Scanner PlusのMacintosh HDへのアクセスを許可

Virus Scanner PlusのMacintosh HDへのアクセスを許可

HDへのアクセス権を許可するために、上記(ご自身の環境により表されるフォルダは違います)のポップアップが表示されたら、「Command + Shift + C」をクリック。

Virus Scanner PlusでMacintosh HDを選択

その後のポップアップの画面で「Macintosh HD」を選択し、「Allow access」でアクセスを許可します。

Mac起動時にVirus Scanner Plusを常駐させる

Mac起動時にVirus Scanner Plusを常駐させる

Mac起動時にVirus Scanner Plusを起動させるには、ここで「Enable Start at Login」を選択。

保護・監視の開始

Virus Scanner Plusで保護・監視の開始

以上で「Your Mac is safe.」、「Continuous Scan」となっていればVirus Scanner Plusでの保護と常駐監視が開始されています。

Virus Scanner Plusのブラウザ用拡張機能

また、ブラウジング時に問題の有りそうなサイトを表示してくれる各ブラウザ用拡張機能(インストールしているブラウザにより表示も変わります)もあるそうです。

実際に使ってみて、現状ではとくに動作の重さも感じませんし、スキャンもわりと早いように思います。
もしなにかしらのセキュリティアプリを探しているようでしたら、選択肢のひとつにいかがでしょう。

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