AdWordsサーチファンネルのアシストクリックとアシストインプレッションとアシストコンバージョンの違いについて

AdWordsサーチ ファンネルの、「アシスト クリックとアシスト インプレッション」と、「アシスト コンバージョン」でプライマリ ディメンションをキーワードにした際に、
下記項目がどのような意味を持つのか、分かっていたようでなんとなく具体的ではなかったので、最終的にAdWords サポートにも連絡を行い、簡単にまとめてみました。

AdWordsサーチファンネルレポート

まず、下記例としている内容は以下の状態となります。

例)

  1. ユーザーがまず「果物」というキーワードで検索して 2 つの広告をクリック。
  2. さらに「リンゴ」で検索し、表示された広告をクリックしてからコンバージョンに至る。

「アシスト クリックとアシスト インプレッション」レポート

ラスト クリック数

抽出されたキーワードがクリックされ、直接コンバージョンにつながったコンバージョン数。
※コンバージョンはユニークコンバージョン

例)

  • キーワード『果物』: 0 回
  • キーワード『リンゴ』: 1 回

アシスト クリック数(ラストクリック以前のクリック)

抽出されたキーワードがファーストクリックとなり、その後、なにかしらの広告がクリックされたことによりでコンバージョンにつながったキーワード。
そのコンバージョンまでに、何回広告をクリックされた後(ファーストクリックを除く)、コンバージョンに至ったか。

例)

  • キーワード『果物』: 2 回

「アシスト コンバージョン」レポート

抽出されたキーワードがコンバージョンにつながった回数、または、アシストとしてコンバージョンにつながったかどうか。
※コンバージョンは総クリックスルーコンバージョン

ラスト クリックによるコンバージョン数

抽出されたキーワードのラストクリックコンバージョン総数。

例)

  • キーワード『果物』: 0 回
  • キーワード『リンゴ』: 1 回

アシスト クリックによるコンバージョン数

(アシストクリックによる総クリックスルーコンバージョン)
抽出されたキーワードがファーストクリックとなり、その後、何かしらの広告がクリックされコンバージョンに至ったかどうか。
抽出されたキーワードがアシストクリックコンバージョンとなったキーワードという指標ではなく、他の広告がきっかけとなってコンバージョンに至った場合加算される。

例)

  • キーワード『果物』: 1 回
  • キーワード『リンゴ』: 0 回
【注意】

※サーチファンネルのレポートは検索広告のみのコンバージョンが対象となり、検索パートナーは含まれない。
※アシストクリック数にはラストクリックは含まれない。

【参考】

コンバージョン トラッキングのレポートについて
https://support.google.com/adwords/bin/answer.py?hl=ja&answer=1722023

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