HTTPとHTTPSと両方ある場合はGoogleは優先的にインデックスする、という発表について

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ここ1〜2年でしょうか、プロトコルをHTTPからHTTPS(サーバ認証)へ移行することで、同一条件であればSEO的にも優遇(ランキングシグナル)されるということもあり、HTTPS化を推奨する記事などを多く見かけるようになりました。

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/12/indexing-https-pages-by-default.html

他の記事でも見かけましたが、HTTPSについては検索優位性うんぬんよりも、よりユーザーにセキュアな状態・環境を提供したい、またはなにかしらの仕組みを利用する上でそのプロトコルである必要があるといったことになると思います。

先日、Googleが「Google ウェブマスター向け公式ブログ: HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります」を発表したことにより、よりいっそうHTTPSよりもHTTPSの方が有利といった印象を持たれると思いますが、今回の発表については以下の点が概略になると思います。

同じドメインの 2 つの URL が同じコンテンツを掲載していると思われ、かつ、両者が異なるプロトコル スキームで配信されている場合、通常、以下の条件を満たしていれば HTTPS URL を選択してインデックスに登録します。

つまり、今回の発表でいえばどちらが有利ということでなく、HTTP・HTTPS両方のプロトコルで同一のページがあった場合、条件が揃えばHTTPSを可能な限り優先でインデックス(登録)しますよ、ということだと思います。

また、冒頭でも触れましたが検索順位への優位性というより、今後の新しいWeb技術(広義のHTML5・CSS3、JavaScript、Web・デバイスAPIなど)をウェブアプリ的に使用する場合にHTTPSが必須になってくるという点です。

参考: HTML6 でも CSS4 でもない Web 技術のゆくえ – WCAN 2015 Winter に登壇してきました ::ハブろぐ

では、SSLサーバ証明書を取得すればそれでOKかというと、正確な移行作業(けっこう課題があるかと)など課題点も多くあると思います。また、実際のコストとしてもSSL証明書のコスト(取得・更新)、HTTPからHTTPSへの移行コスト、今後の運用・展開方針、広告関連やプラグインの対応までも、事前に検討しておく必要があります。

HTTPからHTTPSへの移行はコストもそうですが既存のウェブ資産の引き継ぎもそれそうの手間が必要になるでしょうし、ソーシャル上での評価(URLが変わることから)への対策も懸念事項です。

“時代”としてHTTPS化へすすんでいるというのは事実ですし、新規制作で費用・予算的にも可能であれば、HTTPSで制作・運用することをおすすめします。

現状では費用的にも高め(フリー)のサーバ認証ですが、共有SSLでもなくひとつのサーバの認証のみで同一サーバー内の複数ドメインを使用できるなど、費用的にも気軽に利用できる仕組みができたら良いなあと期待してます。

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